RAVPowerの30W対応のUSB充電器「RP-PC144」をレビューします。
私は、2020年に発売されたM1チップのMacBook Airを使っているのですが、付属品の充電器だとUSB-Cのポートが1つしかなく、別のデバイスを充電するにはもう1つ充電器を用意する必要がありました。
そこで複数のポートを搭載したUSB充電器を探していたところ、USB-CとUSB-Aのポートを1つずつ搭載し、MacBook Airをフルパワーで充電できる30W出力に対応した、コンパクトサイズのUSB充電器「RP-PC144」がRAVPowerから登場しました。
今回メーカーさんからサンプル品を提供していただきましたので、本記事ではどんなUSB充電器なのか詳しくレビューしていきたいと思います。
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RAVPower RP-PC144とは?(スペック・概要)
今回ご紹介する「RP-PC144」は、最大30W出力というMacBook AirやiPad Pro 11インチを最速で充電できるパワーを持っている小型のUSB充電器です。
コンパクトな充電器だとUSB-Cポートが1つしかないことがあるのですが、この「RP-PC144」はUSB-CとUSB-Aを1つずつ搭載していて、ノートPCとスマホを同時に充電できるといった汎用性の高さが特徴的です。
また、コンセントに挿すプラグ部分を折りたたむことができるので、毎日持ち運ぶ充電器としても最適な商品になっています。
そんな「RP-PC144」のスペックは以下のとおりです。
サイズ | 約48×48×28mm |
重量 | 約82g |
ポート | USB-C×1(最大30W) USB-A×1(最大18W) 同時出力20W+10W、合計30W |
100gにも満たない軽量・コンパクトさでありながら、2ポートを同時に使った場合でも十分なパワーを備えていて、まさにちょうどいいUSB充電器と言うことができるでしょう。
RAVPower RP-PC144の外観と付属品
RAVPower RP-PC144の内容物は以下のとおりです。
- USB充電器本体
- 説明書
- サンクスカード
USBケーブルは入っていないので、別途自分で用意する必要があります。急速充電を活かすためにも、PD対応のUSB-Cケーブルを使うことをオススメします。
充電器本体は28×28mmの四角い形をしています。つや消しのブラックで、手汗などの汚れが目立ちにくい素材になっています。
充電ポートはUSB-C、USB-Aが1つずつ搭載されています。
それぞれのポートを単体で使用した場合、USB-Cは最大30W、USB-Aは最大18Wでの急速充電に対応しています。両方のポートを同時に使用した場合には、USB-Cが20W、USB-Aが10Wの合計30Wに制限されます。
コンセントに挿して通電されると、上部のランプが青色に点灯します。
底面には、製品の仕様や各種マークが印字されています。
MacBook Airに付属してきた30Wの充電器と比較してみました。
同じ最大出力30Wの充電器と比べてもかなり小さいことが分かります。
Mac純正の充電器でも十分小さいと思っていましたが、USB-Aポートも付いてこの小ささはさすがRAVPowerといった感じです。
実際に重さを測ったところ、約84gということで、iPhoneの半分くらいの重さしかありません。
参考までに、Mac純正の充電器は約99gでした。
RAVPower RP-PC144を使ってみた感想
RAVPower RP-PC144を使ってみて感じた、良かった点、イマイチだった点をレビューしていきます。
USB-CとUSB-Aが1ポートずつ搭載されていて、ちょうどいい
この「RP-PC144」には、USB-CとUSB-Aが1ポートずつ搭載されていて、さまざまな組み合わせのデバイスを充電することができます。
ハイパワーが必要なデバイスにはUSB-Cポートを使い、それほどパワーを要求しないデバイスや充電が遅くても構わない場合はUSB-Aポートを使う、といった使い分けが可能になっています。
「ポートが1つだと心許ない」「でも4ポートも必要ない」という人にちょうどいいスペックになっています。
MacBook Airユーザーなどの、最大出力30Wがあれば十分な人に最適
私はM1チップのMacBook Airをメインマシンとして運用しているのですが、この「RP-PC144」はそんな私にピッタリの充電器だと思いました。
「最大出力が30Wあれば十分。でもUSB-Cが1ポートだけだと不便」という私のニーズに合致した商品がついに登場してくれました。
これより大きな60W出力の充電器だと、フルパワーで使いもしないのに、サイズが大きくなったり、値段が高くなったりするんですよね。
電流チェッカーを使ってパワーを測ってみましたが、14.4V×1.91A=約27.5Wで充電することができました。
さすがにカタログスペックの30Wまでは出ていませんでしたが、十分な数値だと思います。
USB-Aポートを使ってiPhone 12を充電してみると、5.18V×1.8A=約9.34Wという数値になりました。
Quick Charge 3.0に対応した機器を使うと、最大18Wまで出るようです。
毎日の持ち運びにも最適
約84gで軽量・コンパクトなので、毎日持ち運ぶ充電器としても最適だと思いました。
ほとんど場所を取らず、重さも苦にならないので、私はガジェットポーチに入れっぱなしにして常に携帯しておこうと思います。
RAVPower RP-PC144の評価、レビューまとめ
以上、RAVPowerのUSB充電器「RP-PC144」をレビューレビューさせていただきました。
使いやすいスペックかつ、小さくて価格も2,000円前後で買いやすいということで、そこまでハイパワーを必要としない人に本当におすすめできる充電器だと思いました。
「今使っている充電器のポートが1つしかない」という人や「持ち物を軽量化させたい」という人は、ぜひチェックしてみてください。