FOSTEX TM2 レビュー:イヤホン部分やケーブルが交換可能なワイヤレスイヤホン

本記事では「FOSTEX TM2」をレビューします。

この製品は、今巷で大流行中の「左右完全独立型ワイヤレスイヤホン」で、ユニット部分とイヤホン部分との脱着が可能な点が特徴です。

以前使っていたイヤホンも音質が凄く良くて個人的に気に入っていたのですが、有線のイヤホンなので満員電車で使うと非常に煩わしく、ケーブルが引っ張られて断線してしまうリスクを少しでも回避したいと思い、今回FOSTEXのTM2を購入してみました。

FOSTEX TM2は業務機器を連想させるような無骨なデザイン

FOSTEXとはフォスター電機のブランドなので、昔から業務用やソニーやアップルなどにOEM供給を中心に実績を上げてる「知る人ぞ知る感じのブランド」です。

洗練されて美しい感じのデザインはお世辞にも得意ではありませんが、むしろ「技術者が必要とする製品を作ろう」という感覚なので、オーディオ機器として最も重視される音質や、プロの現場で多少雑に使っても壊れにくいと言った方面のクオリティは物凄く高いです。

したがって、外装も一眼レフカメラに使用されるようなプラスチックを使われており、良い意味では「武骨」、悪く言えば「洗練されてない」といった見た目になっています。

FOSTEX TM2はお気に入りのイヤホン・ショートケーブルに交換することができ、無限の組み合わせが可能

このTM2は基本的に3つのパーツで構成されています。

1つ目は「耳掛け式のフック形状を採用したBluetoothレシーバー部」、2つ目は「レシーバー部にMMCX端子で接続するフレキシブル・ショート・ケーブル」、最後の三つ目は「6mm径のダイナミック型ドライバを採用したMMCX接続イヤフォン」です。

イヤホン部分を手持ちのイヤホンに交換する事で大きく音質を向上させる事ができるので、音質において「TM2+お気に入りのイヤホン」と言う組み合わせを上回る製品はほとんど存在しないと言い切れます。

例えば「音が気に入ったから欲しくて衝動的に買った」という事が減るので結果的にコストが浮く点、更に2つ目にあたるフレキシブル・ショート・ケーブルの部分を、FOSTEX以外の他メーカーがより上質な線材と材料を使用して制作・販売するケースも出てきました。

例えば某有名な「合体ロボ」では胴体ブロックと下半身ブロックとバックパックを交換する事で、その場その場に応じた組み合わせをする事によって対応すると同じように、まさに男心をくすぐるマニア受けするキワモノ製品という感じになってとても面白い製品だと感じました。

また、ワイヤレスイヤホンは利便性が凄く良いのですが、「すぐ接続が途切れて安定しない」「バッテリー持ちが悪くて聞きたい時に聞けない」となっては意味がありません。

この点においても、クアルコム社のQCC3026と言われる接続安定性に定評があるチップセットを採用しているので、例えば通勤ラッシュ時の新宿駅などで人がごった返す状況であったとしても、2、3回、軽く接続が切れることはあっても、すぐ回復するような感覚なので、安定性も高い方かと思います。

FOSTEX TM2はたまに接続が途切れる&充電が面倒

先の項目で「クアルコム社のQCC3026と言われる接続安定性に定評があるチップセットを採用している」と書きましたが、実はこのチップセットの機能として、連続動作時間を延ばす為に左右のバッテリー使用状況を監視して、一定時間でバッテリー残量が多い方に「自動で接続し直す」という機能があるのですが、この機能の設定がソフトウェア的に上手くいっていないようで、時折片耳だけ接続が切れて、音が片耳からしか聞こえない事例がよくあります。

こうなった場合、切れた方のユニットの電源をON・OFFすると復帰するのですが、頻発するのでイチイチこの作業を行うのも煩わしいと思っています。

また、ケースが筆箱並みに大きい割にバッテリーすら内蔵されてないので、バッテリーが無くなった場合は別途USB充電器やモバイルバッテリーをつないで充電しなければいけないのも、「左右完全独立型ワイヤレスイヤホン」のメリットを得られていないと感じます。

FOSTEX TM2のレビューまとめ

以上、イヤホン部分やケーブルが交換できるカスタマイズ性に富んだワイヤレスイヤホン「FOSTEX TM2」についてレビューさせていただきました。

先にも書きましたが、現在手持ちのイヤホンを音楽や使用用途、気分に応じて付け替えたりする事が出来てとても楽しく音楽が聞けています。

さらに「TM2+お気に入りのイヤホン」の組み合わせを音質で上回る製品がほとんど存在しないため、多少音質が良い左右完全型ワイヤレスイヤホンが出てきても、「なんだ、その程度か」と逆に優越感に浸れ、衝動買いによる無駄遣いをかなり抑えられるので財布面にも優しくなりました。

また、この手のイヤホンを持っている方は、安めの物でも一本1万円とかする高価なケーブルを使っている方も多いので、それが混雑した車内でいつ引っ張られて断線させられるかと冷や冷やして使うリスクも減って、ありとあらゆるストレスにから解放された気分になりました。

気に入ったイヤホンをフルワイヤレス化したい人、最強の組み合わせを目指すようなロマンを追い求める人にオススメです。

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ぷられこ
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