iCleverのキーボード「IC-BK03」をレビューしていきます。
私はこれまでメーカーの営業としていつ起きるかわからない作業に備え、常に会社支給の重たいパソコンを持ち歩いている日々を過ごしていました。
メールや簡単なワード作成のために、時代遅れな重たいノートパソコンを持ち歩く習慣をなくせたら、と考えてはいたものの、iPhoneの文字入力の遅さ、コピー&ペーストの煩わしさからiPhoneのみで仕事に備えるのは心もとなく、パソコンを持ち歩き続けていました。
そんなとき、カフェで小さなBluetoothキーボードでiPhoneに文字を打ち込んでいるビジネスマンを見て、「最近のBluetoothキーボードはそんなに小さいのか」「そのスタイルならパソコンを持ち歩かなくてよいかも」と思い検索してみたのがきっかけです。
調べてみると、そのビジネスマンが使っていたキーボードは折りたたみ式でよりコンパクトになること、「iClever IC-BK03」だと4,000円程で購入できることを知り、即購入しました。
iClever IC-BK03の外観・デザイン

外観の第一印象は「ちっちゃ!」でした。
箱から折りたたまれた状態のキーボードは、Nintendo DSの様なサイズ感で、薄さも1.3cm。そして値段の割に非常にしっかりとした造りであることにも驚きました。

アルミ素材で高級感があり、耐久性もありそうです。折りたたんでいたキーボードを開くと、メカニカルなスムーズな動きで小さなキーボードが現れました。
ボタンの1つ1つもしっかりしています。ガジェットとしてとてもかっこよいし、コンパクトさはかわいい、外観だけでも感動し買ってよかったと思いました。
iClever IC-BK03はコンパクトでありながら機能性も十分

まず本当にコンパクト。
折りたたんだ状態のサイズは145 X 92.8 X 13.3mm。iPhone Xの一回り大きいくらいのサイズ感です。
長財布よりも手軽に持ち歩けるし、なにより時代遅れな重たいパソコンを持ち歩いていた私にとっては革命的でした。重さも185gと非常に軽いです。

次に機能性です。
コンパクトで安いし、タイピングの押し込み感、心地よさには不安がありましたが、ノートパソコンと比較しても違和感は全くなく、Macbookのキーボードの打感に似ています。
パチパチと心地よくタイピングでき、iPhoneへの文字入力が楽しくなりました。フリック入力よりも入力は早くなったし、何よりコピー&ペーストや、打ち始めのポイントを決める煩わしさがなくなりました。
コピー&ペーストをiPhoneでするときは、指でコピーしたいポイントを微調整しコピー、ペーストしたいポイントにカーソルを微調整してペーストという煩わしい作業があります。
このキーボードを使えば、矢印キーでカーソルを移動させ、Shift+矢印キーで範囲選択しコピー、矢印キーでカーソルを移動しペーストができ、Ctrl+ C、 Ctrl+Vのショートカットも使用可能です。
Bluetooth接続も、一度登録しておけば、折りたたんだキーボードを開くだけで、自動的に文字入力がキーボードに切り替わります。
連続使用時間も80時間と長く、充電を気にすることもありません。
iClever IC-BK03は使い慣れるまでに時間が掛かるかも

慣れの問題なのですが、やはり普段つかっているキーボードよりは小さいため、手が大きい私はボタンの位置の感覚に慣れるまでは時間がかかりました。
しかし、それはコンパクトさを求めている人にとっては仕方ないことで、小さいながらもパソコンに近いボタン配置が実現できていると思います。
ボタン配置では、BackspaceとDleteが同じボタンとなっていて、Dleteを使いたいときは Ctrl+ Backspaceを押すため、そこはパソコンと比較すると一手間多くなります。
また数字のボタンが小さいため、「!」「%」などの Ctrl+数字キーで打ち込む記号が少しめんどくさいです。ただこれまであげた点はすべてこのキーボードのコンパクトさと便利さを見たら些細なことですし、コンパクトさを求めた小さな代償というくらいにしか思っていません。
iClever IC-BK03のレビューまとめ
以上、コンパクトなBluetoothキーボード「iClever IC-BK03」についてレビューさせていただきました。
この商品を買ったことで、まずパソコンを持ち歩く習慣がなくなりました。
パソコンを持ち歩くために、パソコンが入るサイズかつパソコンのダメージにならない様な耐衝撃素材のバッグを持ち歩いていた私にとっては、日々のストレスが大きく解消されました。
コンパクトなバッグで外にでかけ、簡単な打ち合わせはiPhoneとかのキーボードでメモし、突然のメール対応やワードの書類作成もカフェでパパっと済ますようになり、スマートなビジネスマンになった気分を味わっています。
夜の用事があるときも、「パソコンを持って家を出るのも億劫だし、問い合わせが来そうなタイミングまで家で待機しよう」という考えがなくなり、フットワークが軽くなりました。
日々のストレス解消と軽くなったフットワークに非常に満足しています。
ノートパソコンを持ち歩くことに疲れた方、作業ごとにノートパソコンを起動することが面倒な方にオススメです。