SterlingからJason Richardsonのお手頃モデル”Cutlass”の7弦が新登場!

NAMM2020にて、シュレッド系技巧派ギタリストとして人気を博しているJason Richardsonのシグネーチャーモデルである7弦のカトラスが、Sterling By Music Manから登場することが発表されました。

これまでの本家Ernie Ball Music Manのシグネイチャーが欲しくても価格が高すぎて買えないと感じていた人にとって、このスターリンの廉価版Jason Richardsonモデルはまさにピッタリと言えるでしょう。

今回は、スターリンのJason Richardsonモデル「RICHARDSON7」の詳細を見ていきたいと思います。

RICHARDSON7のスペックと概要

新しく登場したスターリンのRICHARDSON7は、これまでアーニーボールから発売されていたJason Richardsonのシグネイチャーモデルのお手軽なハイコストパフォーマンスモデルになります。

コストパフォーマンスモデルとは思えないほどの美しいポプラバールバーストの塗装に、カトラス特有の丸いボディが特徴的です。

スペックとしては本家同様に実用的な仕様となっており、アルダーボディにポプラバールトップ、ローステッドメイプルネック、ローズウッド指板、25.5インチ、24フレット、2点支持のトレモロ、ロックペグまで付いています。

ピックアップはスターリンが新たに開発したJRモデルを搭載しています。

また、1ボリューム1トーン・3wayトグルスイッチというシンプルなコントロール部分ではありながらも、ボリュームノブを押すことで12dbのブーストができたり、トーンノブを押すことでコイルタップができたりと、ギター本体だけで幅広いトーンを出すことができるようになっています。

Sterlingの7弦カトラスの気になる価格は?

国内での価格はまだ発表されていませんが、海外のギターショップでは899ドルで売られています。

ジョン・ペトルーシモデルなどの他のSterlingのギターを参考にすると、実売価格はおそらく10万円前後になるのではないでしょうか?

ジェイソン・リチャードソンはインタビューで、

「スターリンとのコラボによって、幅広いミュージシャンが手を出しやすい価格帯に抑えながらも、自分が求める仕様や技術的なニーズに合ったギターを作ることができた。長期間このモデルに取り組んできたので、ついに自分のスターリンのギターを世界にリリースすることができてワクワクしている。」

と語っています。

これまでアーニーボールから発売されていたJason Richardsonモデルは、50万円オーバーということもあり気軽には手を出せなかったものの、Sterlingのシグネイチャーモデルが登場したことにより、本家のモデルを買う予算がない人はもちろんのこと、トレモロが使える手頃な7弦ギターを探している人にとっても選択肢の1つに入ってくると思います。

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