「あこがれのMac OSを使ってみたい…」
「サブPCにMacbookが欲しいけど、最新モデルは高すぎる…」
そんな人にオススメなのが中古のMacです。
私はこれまでに中古のMacを6台購入しましたが、Macはとにかく動作が安定していて、どれも普段使いには十分な性能を発揮してくれて満足の行く買い物をしてきました。
特に、最新のモデルを購入するより、型落ちのカスタマイズモデルの方が性能が良かったりします。
この記事では、Macを中古で買うときの選び方のポイントや注意点、オススメの通販サイトを紹介していきたいと思います。
中古のMacをオススメする理由
OSのサポートが長い
2018年現在の最新OSは「Mojave」ですが、iMacやMacbook Pro /Airで言えば2012年以降のモデルに対応しています。
発売から6年が経過したパソコンでも最新のOSに無料でアップデートできるというのは、 将来のOSへの対応を見越して、設計段階からこだわっているAppleならではの強みでしょう。
古いモデルを最新OSにアップデートしても、メモリが8GBあってSSDを搭載していればサクサク動くのもポイントです。
きれいな中古品が多い
Apple製品は毎年のように新モデルが発売されるので、すぐに最新のモデルに買い換えるユーザーも少なくありません。
そういったユーザーが手放したMacは使用頻度が少ないですし、時には新品同様と言ってもいいくらいの状態の中古品が出回ることがあります。
また、セキュリティ面の高さでもMacは評価されており、中古で購入した場合でもきちんと初期化をすれば安全に使用することができます。
規格が統一されているので、価格の比較がしやすい
中古のWindows PCだとパーツが交換されていたり、OSのライセンスの問題があったりして、PCの知識がない人には目利きが難しいです。
しかし、Macは基本的にパーツの交換は不可能ですし、使われているパーツや仕様を調べることでモデルの識別が簡単にできるので、初心者の人でも価格の比較がしやすいです。
中古でMacを買うときの注意点
付属品を確認しよう
新品だと付いてくる純正の充電アダプターやマウス、キーボードが付属するかどうかを確認しましょう。
Appleのマウスやキーボードは操作性の面で非常に評価が高く、それだけで数千円するくらい価値がありますので、本当にお買い得かどうか見極めるポイントになります。
また、Macbook系を購入する場合、充電アダプター「MagSafe」が純正のものかどうかもしっかり確認しましょう。
Amazonなどで売られている互換品はうまく充電されない場合があります。
Macbookの場合、充放電回数を調べてバッテリーの劣化具合を確認しよう
ノートPCのMacbook Pro / Airを購入する場合、可能であればバッテリーの劣化具合も調べましょう。
中古で購入するので、ある程度の劣化は仕方ないですが、あまりにもバッテリーが劣化している商品は避けたいです。
バッテリーの劣化具合の調べ方ですが、optionキーを押しながら画面左上のリンゴマークをクリックすることで、システム情報が見れます。
その中のハードウェア情報の電源の項目で充放電回数とバッテリーの劣化具合を確認できます。
私が中古で買って1年半ほど使用したMacbook Pro Early 2013ですが、充放電回数は278で、バッテリーは762mA劣化していました。
バッテリーが消耗したと見なされる充放電回数の目安は1000回だとAppleは発表しているので、よほど酷使された中古品でない限り大丈夫でしょう。
iMacの場合は画面の黄ばみや焼き付けを確認しよう
私が中古で購入したiMac 27インチ Late 2009は、簡単なDTMやネットサーフィンをするくらいだったら何の問題もなく、2015年まで使用していました。
しかし本体の発熱が酷く、ディスプレイや背面が触れないほど熱くなっていて、そのせいか画面の黄ばみがすごかったです。
この発熱の問題は2011年モデルまで発生しているようです。
ディスプレイのキャリブレーション設定で、色温度を青白く調整することで黄ばみは気にならない程度に抑えられましたが、皆さんが購入するときは画面の状態もチェックすることをオススメします。
ベンチマークもチェックしよう
一般的に最新モデルの方が性能が高いですが、中古のMacの中にはカスタマイズされたモデルが売られていることがあります。
その場合は単純な比較ができないので、ベンチマークをチェックすることをオススメします。
型落ちのモデルのほうが性能が良い場合があります。
中古のMacのオススメのモデル
オススメの中古のMacbook Air
2013年モデルの13インチがいいと思います。
最新のOSにも対応していますし、前の2012年モデルがバッテリー最長7時間だったのに対し、最長12時間持ちます。
画面がRetinaじゃないのが唯一残念ですが、外への持ち運び用に安くて軽いパソコンが欲しい人にとって最適だと思います。
11インチはさすがに画面サイズが小さすぎるのでオススメしません。
オススメの中古のMacbook Pro
2012年以降のRetinaディスプレイとSSDを搭載した15インチモデルがいいと思います。
Macbook Proを選ぶ人は比較的重い作業をする人が多いと思いますので、GPUが別に載っている15インチモデルがいいでしょう。
13インチモデルは内蔵GPU(オンボードグラフィックス)なので、負荷のかかる作業には向いていません。
メモリは8GBは欲しいところで、CPUはCore i7だと心強いです。
重量が約2kgあり、バッテリーの持ちもAirほどよくありませんので、持ち運びには向いていません。
オススメの中古のMacbook 12インチ
2015年に登場した12インチのMacbookですが、それほどスペックに進化が見られないので2015年モデルでも大丈夫でしょう。
しかし2015年モデルでも強気な価格設定で売られている場合が多く、最新の2017年モデルとそれほど値段に差がないので、どうせ買うなら2017年モデルをオススメしたいです。
私は2017年モデルを購入しました。
レビュー記事もありますので、ぜひご覧ください。
オススメの中古のiMac
薄型になった2012年以降のモデルをオススメします。
前述のとおり2011年以前のiMacは本体の構造上発熱に問題がありましたが、2012年モデルから改善されています。
メモリをガン積みした27インチモデルであれば、この先何年も使い続けられるポテンシャルを秘めている名機だと言えるでしょう。
性能がいい上に綺麗なディスプレイがついてくることを考えれば、特に4Kモデルや5Kモデルのコスパは最強です。
オススメの中古のMac mini
長年アップデートが待たれていたMac miniは、最新モデルと前モデルの差が天と地ほどあるので、迷わず最新モデルを購入するのが吉でしょう。
オススメの中古のMac Pro
2019年に新型のMac Proがリリースされましたが、とても一般ユーザーが買えるような値段ではないので、2013年モデルのゴミ箱Mac Proが選択肢に入ってくると思います。
しかし、値段の割にスペックが時代遅れになっているので、素直にiMacやMac miniを選んだほうが良いでしょう。
中古のMacが買えるオススメの通販サイト
前提として、ヤフオクやメルカリを使った個人取引はオススメしません。
パソコンは精密機器なので、初期不良が起きたり、配達をしているときに衝撃で壊れたりする可能性があります。
ヤフオクやメルカリを使った個人取引だと、その後のやり取りが面倒ですし、最悪の場合泣き寝入りすることになり、安物買いの銭失いという結果になりかねません。
そこは安心料と思って、少し高くても信頼できる通販サイトを利用することをオススメします。
リコレ
ソフマップが展開している中古専門の通販サイトです。
さすがソフマップといったところで、中古のパソコンやカメラが多数入荷されていて、在庫が豊富な点がポイントです。
パソコン工房
BTOパソコンで有名なパソコン工房です。
全国で70店舗以上を展開している実績のある企業で、店頭で買い取ったMacをネット上でも販売しています。
おそらくお客さんから安く買い取っているので、スペックの割に安価な掘り出し物が売られている印象です。
Mac専門店 秋葉館.com
他の通販サイトと比べて値段が高いのがネックですが、Mac専門店だけあって、周辺機器も含めた品揃えは一流です。
ノジマオンライン
大手家電量販店「ノジマ」の通販サイトです。
中古のPC・スマホ・カメラを取り扱っており、なかでもiPhoneを始めとした白ロムのスマホが驚くほど安く売られています。
サイトを見るタイミングによっては中古のMacが入荷していない場合もあるので、こまめなチェックをオススメします。
ゲオ・オンラインストア
ゲームショップのゲオの通販サイトですが、中古PCやスマホも取り扱っています。
現物の写真付きで状態が分かるので、安心して購入することができます。
6ヶ月保証があることも、大手企業だからこそできる対応だと思います。
おわりに
年々値段が高くなっているApple製品ですが、この記事を参考に自分にピッタリのMacをお得に購入していただければと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました!