ゼンハイザーのゲーミングヘッドセット「GSP600」をレビューします。
私はマルチゲームプレイヤーということもあり、ヘッドセットはもともと使用していましたが、FPSに特化した物を持っていなかったので、ゲーミングヘッドセットを新たに導入することにしました。
ゼンハイザーのGSP600を選んだ理由は、①FPSになると音がかなり繊細なため音質が良いものが欲しかったから、②プロゲーマーが使用している有名なヘッドセットは多数ありましたが、その中でも実際に使用している方々からの口コミ・評価が良かったからです。
SENNHEISER GSP600は主張が少ないスタイリッシュなデザイン
外観はゼンハイザーのブランドカラーの赤と黒の組み合わせになっており、ヘッドセットのデザインとしてはかなり無難で使いやすいかと思います。
そしてデザイン性がある分、つけている姿もかなりスタイリッシュになり見栄えもいいです。
本体にはヘッドセット側でゲームの音量を調整できるダイヤルがデザインの中に組み込まれていてオシャレです。ダイヤル型にすることで、他のヘッドセットにありがちなボタンと違って「機械感」が少ないと感じました。
またボイスチャット用のマイクが付いているのですが、マイクブームの上げ下げでボイスのON/OFF(ミュート)ができるのも便利で、デザイン性だけでなく機能性も兼ね備えている1品になっています。
SENNHEISER GSP600は音質などの機能性だけでなく、保証も充実
GSP600は密閉型ということもあり、実際使ってみると周りの音の遮断性が最高に優れています。
特に音の情報が重要になってくるFPSにおいて、大会などの騒がしい場所で使用しても、ゲームの音声や細かい環境音がしっかりと聞こえるところが、このヘッドセットの一番のいい点だと思います。
他社製品になるとやはり密閉していても周りの音が聞こえてきたり、音が聞きにくいということがありますが、この製品はそれを全く感じさせません。
アンプと一緒に使用することで、ボイスとゲーム音声が分離できたり、音質などの細かな設定ができるようになったりと、音へのこだわりがある人にも重宝されているようです。
また何といって、ゼンハイザー商品はアフターケアがついているところが一番の魅力といっても過言でないと思います。とくにゲーミングヘッドセットになると常に使用する分劣化も早くなり、「音が聞こえにくくなった」「断線して壊れた」などの状況が起こりやすいのですが、その際にゼンハイザーで修理をしてくれるので、少し値段が張る分このメリットを含むとかなり安心して使うことができます。
また有線接続ということもあり音の遅延が無いこともこのヘッドセットの大きなメリットかと思います。
GSP600は、こだわりのあるゲームプレイヤーや、とりあえずヘッドセットを使ってみようという初心者に最適商品だと思います。
SENNHEISER GSP600は締め付けがキツめ
実際に使用した感想としては、ヘッドバンドの締め付けがかなりしっかりしているため、長時間使用していると頭が痛くなってしまうというデメリットがあります。
ヘッドセット自体は重くないのですが、ヘッド部のクッションが薄く、密閉型ということもあり、他社の製品に比べるとキツく感じるかと思います。
マイク部にはカバーなどがないのでこまめに手入れをしなければ汚れてしまうところや、イヤーパッドの取り外しができないので洗ったり交換したりができないないのが惜しい点かなと思います。
また有線接続なので一定の長さまでしかケーブルが伸ばせないので、ケーブルがある分邪魔になってしまうのと、ケーブルのみの交換ができないこと、ワイヤレス使用ができないこともデメリットです。
レビューまとめ
以上、ゼンハイザーのゲーミングヘッドセット「GSP600」をレビューしました。
ゲームの中での足音や敵が動いている小さい音もしっかりとキャッチできるので、FPSなどの音が重要視されるゲームに置いては、プレイスタイルやゲームの中での立ち回りなどがかなり変わり、大会などで戦績を残せるようになりました。
今までのプレーと比べると、格段に質が上がったのが目に見えて実感しています。
また値段が高いだけあって、持っているだけでも凄いと言われるくらい人気のヘッドセットで、大会などの大きい場では注目されることが多くなりました。
ゲームだけでなく映画などのDVDを見る際にも使用していますが、音の臨場感がしっかりしているので、映画館で観たりヘッドセットを使用せずに自室で一人で観たりするよりも、映画に集中して観ることができています。
FPSをメインとするゲームプレイヤーにはぜひ使って欲しい商品です。