RAVPowerのUSB急速充電器「RP-PC136」をレビューします。
近年ではスマホやPC、カメラなどのあらゆるデバイスでUSBを使った充電が行われるようになり、その分USB充電器の数が必要になってきました。
そんな中、ポートを4つも搭載し、最大65Wの出力に対応していながらも、手の中にすっぽり入るサイズに抑えたUSB充電器「RP-PC136」がRAVPowerから登場しました。
今回メーカーさんからサンプル品を提供していただきましたので、本記事ではどんなUSB充電器なのか詳しくレビューしていきたいと思います。
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RAVPower RP-PC136のスペック、特徴
今回ご紹介する「RP-PC136」は、最大65W出力という「MacBook Pro 13インチ」クラスのノートパソコンをフルスピードで充電できるパワフルさを持ち、それを適切に配分することで複数台の充電もスマートにこなしてしまうUSB急速充電器です。
USB-C、USB-Aをそれぞれ2口搭載しているので、自身が持っているデバイスを、ささまざまな組み合わせで充電することができます。
小型をウリにしたUSB充電器では、本体と電源プラグが一体になっている商品が多く見られますが、このUSB充電器は本体と電源ケーブルを接続する仕組みになっているので、コンセントから離れた位置でも使えるのが特徴的です。
そんな「RP-PC136」のスペックは以下のとおりです。
サイズ | 76×41.5×41.5mm |
重量 | 160g |
ポート | USB-A×2(最大18W) USB-C×2(単体時最大65W) |
価格 | 5,499円(税込)※2020年12月執筆時点 |
最大65W出力に対応していますが、USB-Cポートを単体で使用した場合のみになります。複数のポートを使用した時の配分は、以下の表をご確認ください。
USB-C×1 | 最大65W |
USB-C×2 | 45W、18W |
USB-C×1 USB-A×1 | 45W 18W |
USB-C×1 USB-A×2 | 45W 12W、12W |
USB-C×2 USB-A×1 | 18W、18W 18W |
USB-C×2 USB-A×2 | 18W、18W 12W、12W |
2ポート使っても十分すぎるくらいのパワーがあるので、例えば「MacBook Air」と「iPhone」を同時に接続しても、どちらもフルスピードで充電することができます。
RAVPower RP-PC136の外観と付属品
RAVPower RP-PC136の内容物は以下のとおりです。
- USB充電器本体
- 電源ケーブル
- 取扱説明書
- サンクスカード
充電するためのUSBケーブルは付属していないので注意してください。充電器のパワーを最大限活かすため、パワーデリバリーに対応した高品質なケーブルを用意することをおすすめします。
複数ポートのUSB充電器にしては珍しく、細長い形をしています。
表面はサラリとした手触りをしており、指紋や手汗が目立たないのが好印象でした。
非常にコンパクトな中に計4口ものポートが搭載されています。
平べったいUSB充電器だと、ケーブルを挿すと重くなるので面積が広い方を倒して使うしかありませんが、この「RP-PC136」は正方形の角柱なので、向きが関係ありません。
配置も問題なく、USB端子同士が干渉することはありませんでした。
USB充電器は性質上、熱を持ちやすいですが、こちらの本体はヒンヤリとしているので、放熱性にも優れていると思いました。
背面には、メガネプラグ形の電源ケーブルを挿す穴があり、商品の仕様や各種マークが印字されています。
電源ケーブルの接続は結構固めで、簡単には外れないという安心感はあるものの、頻繁に付け外しする人にとっては、その都度、力を入れないといけないので大変かもしれません。
ケーブルの長さは約140cmで割りと長めです。
サイズとしては、手の中にすっぽりと収まるくらいの小ささです。細長いので持ったときのホールド感も抜群です。
本体の重量を測ったところ、公式発表のスペックでは160gとなっていましたが、実際には約166gでした。
ケーブルの重さを合わせると約251gでした。
他社の充電器(30W)、モバイルバッテリー(5,000mAh)と並べてサイズを比較してみました。
最大65Wというパワーがあり、ポートを4つも搭載していることを考えると、かなり小さいことが分かります。
ケーブルまで合わせるとご覧の大きさになります。コンセントまでの距離が関係ない人であれば、プラグ一体型の充電器の方がスペースを取らなくて済みます。
RAVPower RP-PC136を使ってみた感想
RAVPower RP-PC136を使ってみて感じた、良かった点・イマイチだった点をそれぞれ紹介していきます。
4ポート同時に使用しても、十分実用的なスピードが出るくらいパワフル
この「RP-PC136」の特徴はなんと言ってもパワフルかつポートの数が多いこと。
4ポートすべてに接続しても極端に性能が落ちることがなく、「18+18+12+12」のトータル60Wで電力を供給することができます。
配分のバランスも良く、18Wと12Wのパワーがあれば、ほぼストレスを感じることなく十分実用的なスピードで充電できると思いました。(大型のノートパソコン等を除く)
4ポート全てにUSBケーブルを接続しても、ケーブルがバラけずに綺麗にまとまるので、配線がぐちゃぐちゃにならないのが良かったです。
デスク上の手元の位置まで充電ポートを持ってくることができる
本体と電源ケーブルが別になっており、ケーブルの長さも約140cmあることから、デスク上の手元の位置まで充電ポートを持ってくることができ、手元で簡単にケーブルの抜き差しができます。
プラグ一体型のUSB充電器だと長いケーブルを用意しなければなりませんが、これだと普段使っているケーブルで事足りるのも良いですね。
また、ケーブルを裏に隠すことができるので、デスク周りをすっきりさせることができます。
旅行や出張に持っていくのにおすすめ
スマホだけでなく、タブレットやPCなどの複数のデバイスを持ち歩く必要がある旅行や出張に持っていくのにおすすめだと思いました。
充電器を何個も持っていくと場所を取ってしまうので、限られた荷物スペースをいかにコンパクトにまとめるか…。そういった時に役に立つことでしょう。
4ポートあるので、余ったポートを家族や友人とシェアできるのも嬉しいポイントです。
電源ケーブルが少し大きいと思ったものの、普段使っているガジェットポーチに問題なく収まりました。
通電していることを表すインジケーターの発色が控えめ
電源ケーブルをコンセントにさして通電状態にするとインジケーターが緑色に光るのですが、あまり目立たない仕様になっています。
商品ページのイメージ画像ほどには光っていませんでした。
デスク上に置いて使っていても眩しくないのは嬉しい点ですが、通電しているのかどうか分かりづらいというデメリットもあると思いました。
RAVPower RP-PC136の評価、レビューまとめ
以上、RAVPowerのUSB急速充電器「RP-PC136」をレビューさせていただきました。
電源ケーブルが意外と大きいので、毎日持ち運ぶ充電器としては向いていないものの、デスクに常設して使ったり、旅行や出張に持って行ったりするのに最適なUSB充電器だと思いました。
小型かつハイパワーな充電器が欲しい人はぜひチェックしてみてください!