Zendure SuperHub SE レビュー:Switchのドックとしても使える!HDMI(4K 60Hz)出力対応の多機能USBハブ

Zendure SuperHub SE レビュー:Switchのドックとしても使える!HDMI(4K 60Hz)出力対応の多機能USBハブ

ZendureのUSBハブ「SuperHub SE」をレビューします。

こんにちは、ガジェット大好き管理人です!

以前、Zendureの「SuperTank」という27,000mAhの大容量モバイルバッテリーのレビュー記事を投稿したのですが、この度なんと同メーカー様から新発売される多機能USBハブ「SuperHub SE」をご提供いただき、先行レビューさせていただくことになりました。

前回のモバイルバッテリーは容量や充電速度が最強クラスなのにも関わらず、持ち運びやすいコンパクトなサイズに抑えられていたので、今回ご紹介する「SuperHub SE」にも非常に期待できるのではないかと思います。

それではさっそく詳細を見ていきましょう!

Zendure SuperHub SEの概要・特徴

Zendure SuperHub SEの概要・特徴

まずはじめに、この「SuperHub SE」を販売しているメーカーはZendureゼンデュアというアメリカに本社を置く会社になります。

主にモバイルバッテリーや充電器を手掛けており、近年ガジェット界隈で注目されている「GaN(窒化ガリウム)」というテクノロジーを駆使し、「高性能・多機能なのにコンパクト」という商品を世に送り出している新鋭気鋭のメーカーです。

そんなZendureが今回発売するのが「SuperHub SE」という多機能のUSBハブ。

このUSBハブは、USBハブと銘打っていながらも個人的にはドッキングステーションに近い商品かなと思っており、

  • USBハブ(USB-C×1、USB-A×1)※もう1つのUSB-Cは充電専用
  • USB充電器(30W+18Wの最大48W出力)
  • HDMI出力アダプター(4K 60Hz対応)
  • Nintendo Switchのドック

という一台で何役にもなる機能を備えているのが特徴になっています。

PC周辺って機材が増えがちなので、こういったマルチに使える機材は重宝しますし、しかも多機能なのにスペックが広く浅くなることもなく、1つひとつの機能の性能が高いことも注目すべき点だと思います。

現在はMakuakeというクラウドファンディングサイトで少し安く購入することができます。

公式 Makuakeの商品ページはこちら
https://www.makuake.com/project/zendure/

Zendure SuperHub SEの外観と付属品

Zendure SuperHub SEの外観と付属品

SuperHub SEの箱に入っていたのは以下の物になります。

  • 本体
  • USB-Cケーブル
  • メガネ型プラグのACケーブル

今回私はサンプル品を提供していただいたため入っていませんでしたが、通常のセットを購入した場合、これにプラスして「ユーザーマニュアル」「保証カード」「ステッカー」が付属してくるようです。

外観は黒のプラスチックでできており、マットな質感でサラサラとした触り心地になっています。

モバイルバッテリーの時もそうでしたが、Zendureの商品ならではのスーツケースのような凹凸のあるデザインが特徴的です

端子はUSB-C×2、USB-A×1、HDMIポート×1を搭載。

電気が供給されると上部の「D」のマークが緑色に光ります。

メガネ型プラグのACケーブルを挿して電源をとる仕様になっています。

裏面にはゴム足が付いていて、デスク上にSuperHub SEを置いた際に、多少のケーブルの重さが加わっても動きづらくなっています。

サイズは83×58×30mmということで、公式でもアピールしているとおり、クレジットカードのサイズ(85.6×54mm)とほぼ同じコンパクトさになっています。

有名なモバイルバッテリー(右上)と比較しても、これくらいの小ささになります。

重さについて、公式の仕様によると131.7gと記載されていましたが、実際に本体の重量を測ってみたところ125gでした。最初手に取ってみた時に、予想以上に軽くてびっくりしましたね。

ガジェットポーチにもすっぽり入るので、これなら毎日持ち運んでも負担にならないと感じました。

けっして高級感があるデザインではありませんが、そのおかげで重量が軽くてガシガシ使っていけると思うので、実用性を重視した商品だと言えるでしょう。

Zendure SuperHub SEの使い方

SuperHub SEを実際に接続して使ってみました。

USBハブとして使う

Zendure SuperHub SEの使い方

SupeHub SEには全部で3つのUSB端子がありますが、そのうちUSBハブとしてデータ通信が行えるのは「USB-C×1(上)、USB-A×1」であり、それらはUSB3.1の規格に対応していて5Gbpsでの高速通信が可能になっています。

最近だとYouTubeを始める人も多く、動画ファイルはデータ容量が大きいので、高速で通信できるというのは非常に助かりますね。

USB充電器として使う

USB-C×2、USB-A×1の端子が備わっており、合計最大48Wでの充電ができるようになっています。

各端子の内訳は以下の通りです。

  • USB-C(上):30W PD
  • USB-C(下):18W PD
  • USB-A:7.5W(5V/1A)

一番上のUSB-Cが最大30Wでの充電に対応しているので、Macbook AirやiPad Proを最大で急速充電しつつ、スマホやワイヤレスイヤホンなどの他のデバイスも一緒に充電することができます。

商品ページでは触れられていませんでしたが、この仕様を見る限り、3つの端子を同時に使うと充電速度が少し遅くなるといった感じでしょうか。

HDMI出力アダプター(4K 60Hz)として使う

※5Kウルトラワイドモニターに4K表示させているので左右が余っています。

ここが一番感心したのですが、コンパクトなUSBハブでありながら4K 60HzのHDMI出力に対応している点に驚かされました。

Amazonを見ていると「4K対応」というUSBアダプターをよく見かけるのですが、「おっ!これは良さそう!」と思って商品ページを見てみると、「実は4Kだと30Hzまでしか対応していませんでした」ということが多いんですよね。

4K 60Hzの高解像度でなめらかな画面を一度体験してしまうと、もうそれ以下の解像度・リフレッシュレートでは満足できない体になってしまうので、スペック重視の人をも唸らせるハイスペックな仕様になっています。

Nintendo Switchのドックとして使う

※ウルトラワイドモニターに表示させているので左右が余っています。

SuperHub SEの特徴の一つとして欠かせないのが「Nintendo Switchのドックとしても使える」という点です。

自宅で使うだけであれば、元から付属しているドックに差し込むのが一番簡単で便利ですが、この大きさのドックを持ち運ぶのはなかなか勇気が要ると思います。

特に「出先で大画面でSwitchで遊びたい」「出先でゲーム実況がしたい」という人はSuperHub SEを使うことで、持ち運ぶ機材をコンパクトにすることができます。

もちろんUSB端子にコントローラーを挿して有線接続して使うこともできます。(ホリパッドで動作確認済み)

※Switchはゲーム機側が1080P 60Hzまでの出力にしか対応していないので、SuperHub SEを使っても最大1080P 60Hzの出力になります。

Zendure SuperHub SEを使う上でのポイント

実際に使ってみて感じた注意点について解説させていただきます。

ノートPCのドッキングステーションとして常設して使うのは厳しいかも

Zendure SuperHub SEを使う上でのポイント

SuperHub SEは、ドッキングステーションと分類しても良いくらいの拡張性・多機能さを備えていますが、1ポート最大30Wの給電という点が、自宅のデスクで常設して使うのにはパワー不足だと思いました。

というのも、例えばMacbook Pro 13インチは61W、16インチは96Wの充電アダプターの仕様が推奨されているからです。

軽い作業しかしないのであれば問題ありませんが、動画編集などの重たい作業をさせると「SuperHub SEで給電しているのにも関わらずバッテリー残量が少しずつ減ってしまう」ということが起きてしまいます。

したがって、

  • 出先でノートPCやタブレットの拡張性を高めるUSBハブ、モバイルドッキングステーションが欲しい
  • 持ち運ぶ物の数を減らしたい
  • ついでにNintendo Switchのドック機能も付いていると尚良し

という人に向けた商品だと改めて感じました。

4K 60Hzで出力するには対応のHDMIケーブルが必要

デバイスや出力先のPCモニターが4K 60Hzに対応していても、HDMIケーブルが規格に対応していないと、4Kさらには60Hzまで動かすことができません。

「HDMI2.0」「プレミアムハイスピード」「4K 60Hz対応」と記載されているケーブルであれば問題ないと思います。

PCモニターに付属しているHDMIケーブルでHDMI2.0に対応している物はあまりないと思うので、ここが意外と盲点だったりします。

Zendure SuperHub SEのレビューまとめ

Zendure SuperHub SEのレビューまとめ

以上、Nintendo Switchのドックとしても使える多機能USBハブ「Zendure SuperHub SE」についてレビューさせていただきました。

USBの出力が1ポート最大30Wということで、給電のパワーという点では充電専門の商品に負けてしまいますが、それを除けば、5Gbpsでのデータ転送可能なUSB端子や4K 60HzのHDMI出力を備えたコンパクトなUSBハブというのは、ノートPCをメインとして使う外出の多い人にオススメできる商品だと思いました。

サイズも小さくて軽いので、常にカバンの中に忍ばせておくことができ、いざという時に役立つこと間違いなしです。

特にアダプターや充電器を複数持ち歩いている人にオススメしたい商品ですね。ぜひSuperHUB SEに買い替えてスペックアップ&持ち物をスッキリさせましょう。

公式 Makuakeの商品ページはこちら
https://www.makuake.com/project/zendure/

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