yeediのロボット掃除機「vac 2 pro+」をレビューします。
部屋を自動で掃除してくれるロボット掃除機。自宅で過ごす時間が増えてきた今の時代、家の中で快適に過ごしたいという人に特にオススメの家電です。
近年のロボット掃除機はどんどん進化していて、中でも「yeedi vac 2 pro+」というロボット掃除機は、本体に溜まったごみを充電ステーションに自動で捨てたり、吸引と水拭きを同時にしてくれたりする便利な商品になっています。
今回メーカーさんからサンプル品を提供していただきましたので、本記事ではどんなロボット掃除機なのか詳しくレビューしていきたいと思います。
yeedi vac 2 pro+とは?(スペック、概要)
今回レビューする「vac 2 pro+」は、ロボット掃除機を専門に手掛けているブランド「yeedi(イーディ)」から発売されている商品です。
yeediは多機能なスマート清掃家電をお手頃価格で提供することをミッションとして掲げており、同じような機能を搭載している大手メーカー商品よりも安価に購入することができます。
vac 2 pro+は、モップでの水拭きにも対応したモデルで、本体内部のごみを自動でステーションに収集してくれるのが特徴になっています。
そんな「vac 2 pro+」のスペックは以下のとおりです。
ダスト容量 | 420ml |
水タンク容量 | 180ml |
稼働時間 | 最大220分 |
吸引力 | 最大3,000Pa |
充電時間 | 約6.5時間 |
サイズ | 350×350×77mm |
価格 | 64,800円(税込)※クーポンを適用。2022年11月執筆時点 |
最大3,000Paというパワフルな吸引力を持ち、ごみや水タンクの容量も多いという高スペックなモデルになっています。
yeedi vac 2 pro+の外観と付属品
yeedi vac 2 pro+の内容物は以下のとおりです。
- ロボット掃除機 本体
- 充電ドック
- サイドブラシ
- モップのユニット
- 電源コード
- 説明書
自動集塵ステーション付きのセットを買った場合、ステーションで充電できるため上記の充電ドックは不要になります。
本体は一般的なロボット掃除機と同じ丸形です。
少し厚みはありますが、高さ77mmなので脚の高さ100mmのソファーの下には問題なく入ります。
表面には電源ボタンとカメラが配置されています。
フタを開くと、ダストボックス、電源レバー、Wi-Fi設定用ボタンなどがあります。
裏面にはサイドブラシを付けます。
手前のユニットが取り外しできるようになっており、開封時点では吸引のみの状態にセットされています。
付属のモップユニットに付け替えることにより水拭きが可能になります。
モップはマジックテープで脱着する仕組みになっており、掃除が終わったら取り外して洗うことができます。
水拭きに使用する水は、モップユニット上部の青い部分から入れます。
続いて、自動集塵ステーション側の内容物は以下のとおりです。
- ステーション本体
- 延長板
- 交換用のごみパック×1
- 組立時に使うネジとドライバー
- 電源コード
- 説明書
ごみパックはステーションに最初から取り付けられていますが、交換用の物が1つ付属しています。足りなくなったらAmazonで追加で購入することができます。
本体上部のフタは跳ね上がり式になっており、押すとパカッと開きます。
中にはごみパックが装着されています。
ごみパックは道具不要で、上にスライドするだけで取り外すことができます。
取っ手をスライドすることでフタが閉められ、パックを捨てる時にホコリが舞わないように考えられた作りになっています。
yeedi vac 2 pro+の使い方
■まずはアプリストアで「yeedi」と検索して公式アプリをダウンロードします。
■画面の案内に従って設定していきます。スマホでQRコードを読み込んだり、本体のカメラにスマホの画面を読み取らせたりすることでペアリングすることができます。
■無事にペアリングができるとアプリでさまざまな操作、設定ができるようになります。
■実際に使ってみた映像は以下のとおりです。
私の部屋は機材だらけで狭いのですが、それでも障害物を避けながら掃除してくれました!動画の最後にもあるように、自動でしっかりとステーションに戻っています。
yeedi vac 2 pro+を使ってみた感想
yeedi vac 2 pro+を使ってみて感じた、良かった点、イマイチだった点をレビューしていきます。
スマホアプリで簡単に設定できる
今どきのロボット掃除機としては当たり前ですが、スマホアプリで簡単に設定することができます。
しかもスケジュールを記憶してくれるので、一度設定してしまえば何度もスマホアプリを開かなくても済み、ライフスタイルに自然と溶け込んでくれます。
日本語の音声ガイドがあって分かりやすい
yeedi vac 2 pro+には音声ガイドが搭載されていて、目で見なくても本体の状態が分かるようになっています。
最初は英語になっていましたが、アプリから日本語音声に変えることができました。
パワフルで吸引力が強い
ロボット掃除機を試運転する前に、あらかじめ部屋の掃除をしていたのですが、それでも思っていた以上にごみや埃を吸引していて驚きました。
人間が掃除機を掛けるのと違って見落としがないのがいいですね。
床に物を置かないように片付けの習慣が付く
yeedi vac 2 pro+だけに限らず、ロボット掃除機を導入することで通り道の邪魔にならないように床に物を置かなくなります。
今までは床に物を置きがちだったので、片付けの習慣が付くようになりました。
ゴミを捨てる頻度が少なくて済むので、面倒くさがりの人にもおすすめ
ロボット掃除機を使う前は、「自動で掃除してくれるとはいえ、最後は毎回自分の手でゴミを捨てないといけないんでしょ?」というイメージを持っていました。
しかしyeedi vac 2 pro+では、充電ステーションに2.5Lもの大容量のごみパックが備わっており、掃除が終わるたびにロボット内のゴミをごみパックに自動的に捨ててくれます。
つまり、約2ヶ月に一回、ステーションに溜まったゴミを捨てるだけでいいので、私のような面倒くさがりの人でもロボット掃除機を使い続けられると思いました。
動作音は意外とうるさくない
吸引力が高くてパワフルなのですが、動作音は意外とうるさくなかったです。
動画でも分かるように、掃除機特有のウィーンという高回転の甲高い音がせず、ロボットが動いている感じの音で全然不快感がありませんでした。
水拭きまでしてくれて、床が常にピカピカになる
私は今までクイックルワイパーで床の水拭きをしていたのですが、用具を取り出したりウェットシートを装着したりするのが手間で、掃除をする時はほとんど掃除機だけで済ませており、めったに水拭きをしていませんでした。
ですが、yeedi vac 2 pro+を導入したことで自動的に水拭きをしてくれるようになったので、掃除機だけでは取り切れなかった汚れまで取ることができるようになりました。
高周波振動モップが付いていることにより、1分間で480回もの強力な振動が生まれ、床をピカピカにしてくれます。
私は自宅ではスリッパを履いて過ごしており、床に座ったり寝転んだりすることがなく、床が多少汚れていても問題ありませんでしたが、特に、赤ちゃんや小さい子供がいる家庭では床が常にキレイになるので助かると思います。
床のタイプを認識し、水拭きモードのときはカーペットを回避する
yeedi vac 2 pro+が他のロボット掃除機とは一味違うと思った点として、床のタイプを認識してくれることが挙げられます。
従来のロボット掃除機は水拭きのモードであれば常に水拭きをしていましたが、vac 2 pro+は床のタイプを認識し、カーペットの上を通らないように回避してくれます。
汚れたモップがカーペットの上を通る心配がないですし、逆に吸引モードのときはカーペットの上では吸引力を上げてくれるという賢いロボット掃除機になっています。
上位機種と違い、モップは自分で洗う必要がある
yeediの上位機種に「mop station」というモデルがあり、モップを自動で洗浄してくれる機能が備わっています。
しかしvac 2 pro+にはセルフクリーニングの機能がないので、自分でモップを洗う必要があります。
yeedi vac 2 pro+の評価、レビューまとめ
以上、yeediのロボット掃除機「vac 2 pro+」をレビューしました。
「モップでの水拭きを毎日したい」という人には自動で洗浄してくれる上位機種の方が向いていますが、こちらは水拭きの頻度が少ない人にオススメできるコスパに優れたロボット掃除機だと思いました。
この商品が気になった方はぜひチェックしてみてください。