AUKEYの100W対応のUSB充電器「Omnia PA-B5」をレビューします。
こんにちは、持ち物をなるべくコンパクトにまとめたい管理人です。
最近の家電やPC周辺機器はUSB-C端子を採用していることが多く、大きなACアダプターを用意する必要がなく、同じ充電器やケーブルを使い回しやすくて助かりますよね。
しかし、Macbook Pro 16インチなどのハイスペックなノートPCや大容量のポータブル電源では、100W近くの給電に対応したUSB充電器が求められ、必要な給電Wが大きくなるにつれてUSB充電器のサイズも大型化してしまいます。
そこでオススメなのが、製品に付属してきた純正のUSB充電器を使うのではなく、サードパーティ製の小型でハイパワーなUSB充電器を使うという方法です。
中でも、今回ご紹介するAUKEYの「PA-B5」は、GaN(窒化ガリウム)という次世代の素材を採用し、最大100Wの出力に対応していながらも最小クラスのサイズに抑えられたUSB-C充電器になっています。
そんなUSB-C充電器を今回メーカーの代理店さんから提供していただきましたので、この記事では「Omnia PA-B5」について詳しくレビューしていきたいと思います。
AUKEY Omnia PA-B5の概要・特徴
Omnia PA-B5は、モバイルバッテリーやUSB充電器などの電子機器を多く手掛けているメーカー「AUKEY(オーキー)」が2020年7月に発売したUSB充電器です。
通常、100Wに対応したUSB-C充電器はサイズが大きくなりがちなのですが、GaN(窒化ガリウム)という次世代の素材を使用することにより、ハイパワーでありながらコンパクトなサイズに収めることに成功したのがこの「Omnia PA-B5」になります。
GaNを採用したUSB充電器が各社から発売されているなか、さすがこの分野に強いAUKEYだけあって、同じ100WのUSB-C充電器の中では最小・最軽量クラスのサイズを実現しています。(※2020年6月時点 AUKEY調べ)
ポートがUSB-C×1しかないというのは人によっては物足りなく感じるかもしれませんが、ノートPC専用のUSB充電器がほしいという人や、ポートの数は要らないのでなるべくコンパクトな充電器がほしいという人にピッタリな商品と言うことができるでしょう。
またこのOmniaシリーズは、100Wの充電器以外にも61Wや65Wなどのラインナップが用意されており、自分の用途や必要な容量に合わせて選択できるのが特徴です。
AUKEY Omnia PA-B5を使うならUSB-Cケーブルにもこだわりたい
AUKEY Omnia PA-B5にはケーブルが付属していないので、自前でUSB-Cケーブルを用意する必要があります。
そこで注意してほしいのが、USB-Cケーブルにも種類があり、きちんと100W対応の商品を選ばなければ性能をフルに活かせられないということです。
同じくAUKEYから発売されている「CB-CD23」という型番のケーブルは、同じメーカーの商品なので相性の面でも安心ですし、100Wの出力に対応しているのはもちろんのこと、4K/60Hzの映像出力も可能な高品質なUSB-Cケーブルですので、迷ったらこの商品を選ぶといいでしょう。
AUKEY Omnia PA-B5の外観と内容物
AUKEY Omnia PA-B5の内容物は以下のとおりです。
- USB充電器本体
- ユーザーマニュアル
- 24ヶ月の保証カード(要製品登録)
USBケーブルは入っていないので注意してください。
さすがAUKEYだけあって、はじめて名前を聞くような中華メーカーとは違い、保証期間が24ヶ月もあるので購入後も安心して使うことができます。
忘れずに製品登録をしておきましょう。
AUKEY Omnia PA-B5にはブラックとホワイトの2色のカラーが用意されており、今回ご紹介するのはブラックのモデルになります。
本体はマットな素材で作られており、サラッとした手触りが特徴的です。
手汗や汚れがつきにくい印象で、日常使いにも最適だと思いました。
ポートの数は1つで、PD3.0を搭載し最大100Wの出力に対応したUSB-Cが1口だけあります。
上側はLEDランプで、通電していると白色に点灯し、使用状況がひと目で分かるようになっています。
コンセントの部分は折りたたみ式になっています。
使用していないときはプラグを折りたたんで収納し、コンパクトに持ち運ぶことができます。
裏面には何もありません。
底面には、商品の仕様や各種マークがうっすらと印字されています。
私が他に所持しているUSB充電器・モバイルバッテリーと大きさを比較してみました。
特に驚きだったのが、Macbookに付属していた29WのUSB-C充電器とほぼ同じ大きさだったということです。
100Wに対応したハイパワーな充電器を29Wのサイズまで落とし込むことができたことに、技術の進歩を感じました。
厚みはさすがにAUKEYの100W充電器のほうが分厚かったです。
重量は約150gとなっており、コンパクトなサイズをしている一方で、中身が詰まっている感じでずっしりとした印象を受けました。
AUKEY Omnia PA-B5を使ってみた感想
AUKEY Omnia PA-B5を使ってみた感じた、良かった点・イマイチだった点を紹介していきます。
純正アダプターからの買い替えに最適
AUKEY Omnia PA-B5のようなGaNを採用して作られたUSB充電器は、Macbookなどの付属品として入っている純正アダプターと比べると、同じパワーのUSB充電器でも圧倒的に小さいサイズに収めることが可能です。
特にMacbook Pro 16インチを使っている人は、純正品のアダプターからこの商品に買い換えることで、約50%ものサイズダウンを図ることができます。
純正品は家で使い、持ち運び用に「Omnia PA-B5」を買うというのもオススメです。
コンパクトなので毎日持ち運んでいても苦にならない
縦横5.7cm、厚さ3.2cmという手のひらサイズなので、ガジェットポーチにもすっぽり入ります。
これだと毎日持ち運んでも苦にならないと思います。
USBのポートが1つしかないのは、いざという時に不便に感じるかも
この商品を購入する人はポートが1つしかないことを割り切って購入すると思いますが、最近ではさまざまなデバイスにUSB-Cが搭載されているので、複数の機器を接続したいと思った時に不便に感じるかもしれません。
AUKEY Omnia PA-B5の評価、レビューまとめ
以上、AUKEYの100W対応のUSB充電器「Omnia PA-B5」についてレビューさせていただきました。
USB-Cのポートが1口だけというシンプルな仕様になっているものの、最大100Wの出力に対応した最小クラスのUSB充電器であり、用途さえ合っていれば純正アダプターの上位互換として使える商品だと感じました。
USB充電器の数が足りなくて買い足しを考えているという人や、コンパクトなサイズの商品がほしいという人はぜひチェックしてみてください!