理系YouTuberとして人気を博しているはなおさん。
高学歴でありながらも企画力やトーク力にも優れていて、独特な世界観と語彙力を魅力に、多くの人を惹きつけています。
そんな彼がよく使う言葉として「それもまた一興の翁」というフレーズがありますが、なんとなく雰囲気は分かるけどよく分からないまま使っているという人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、
「出自や元ネタが知りたい」
という人に向けて、「それも一興の翁」の意味や元ネタを解説していきたいと思います。
この記事を参考に、正しい使い方をマスターしていただければ幸いです。
「それもまた一興の翁」の意味とは?
「それもまた一興の翁」は、「それもまた一興」という既存の言葉に、語感がいい「〜の翁(おきな)」という言葉をくっつけた造語です。
では次に、それぞれの言葉を分解して見ていきましょう。
「それもまた〇〇」の意味
それもまた人生
それもまた良し
それもまたアイカツだね
という使い方がされていて、「それはそれで〇〇ですね」という意味で使われます。
「一興」の意味
「一」がわずか・ちょっとという意味
「興」が面白さ・面白みという意味
なので、「一興」とはちょっとした面白さと解釈することができます。
「翁」の意味
翁(おきな)とは、年を取った老人のことです。
しかし今回の「それもまた一興の翁」というフレーズでは「翁」の意味は無視していいでしょう。
語感が良いので「〜の翁」という言葉が付け加えられたのだと思われます。
元ネタとしては、かぐや姫のモデルとしても有名な古典「竹取物語」に出てくる「竹取の翁」ではないでしょうか。
語感が良いのに加えて汎用性もあることから、「ヤバすぎの翁」「クソネミの翁」といった使われ方もされているようです。
まとめると、「それはそれでちょっと面白いね」という意味で相槌を打つときに使うのが正しい使い方になります。
もっと簡略化したものが「それな」に値するのではないでしょうか。
「それもまた一興の翁」の出自・元ネタ
はなおさんがパオパオチャンネルとコラボした際に2018年9月に投稿された動画「語彙力最強の24歳児が録音した音声だけで感動エピソード語るとこうなるwwwwwww」が出どころになります。
この動画の2分50秒あたりに出てきます。
おわりに│深い意味はないので気にしなくても大丈夫です
以上、はなおさんがよく使う「それもまた一興の翁」というフレーズについて解説させていただきました。
この他にも、「事事案案」などのついつい使いたくなるような面白い言葉を生み出していて、「さすがはなおさん」だと思いました。
特に深い意味はないので、気にすることなく各々が感じるまま使えばいいと思います。
最後に、少し古めのツイートですが、はなおさんがよく使う言葉をまとめたツイートがありますので、ぜひこちらもご覧ください。
リスナーさんが僕らがよく使う(or皆がよく使ってくれてる)言葉をまとめてくれました笑☺️
特に ざんざんあー、ガット(ヤバいの意味)とかはリプでもよく使わせてもらってるのでぜひ覚えててほしい🙈笑 pic.twitter.com/aOzCQVrnoB— はなお 🍅 (@hanao87_0) May 8, 2017