エレコムのBluetoothマウス「M-XGM10BBBK」をレビューします。
私は普段からプライベートでも仕事でもiPadを愛用しているのですが、この度iPad OS 13.4がリリースされiPadでもマウスが使い易くなったということで、Bluetooth接続が可能なワイヤレスマウスを探していました。
そこでAmazonを物色していたところ、今回購入したこの「M-XGM10BB」シリーズに出会いました。
値段も1000円台後半と安価だったため、お試し感覚と割り切って購入した次第です。
エレコム M-XGM10BBBKはオーソドックスなデザイン
外観は、見た感じいたって普通のマウスです。
典型的な右利き用の5ボタンマウスで、握りやすいように形状も工夫され、最近増えているデザイン性重視のマウスと違い、適度に高さもあるので手にスッポリと収まります。
マウスの両サイドは合成皮革のようなもので加工されており、コレが滑り止めの役割を果たしているので親指と薬指もしくは小指で持った時に、しっかりとホールド出来ます。
各ボタンの配置も非常に押し易い位置にあり、押し間違える事はありません。
全体的に見てとてもコスパの高い製品だと感じました。
エレコム M-XGM10BBBKは握り心地・機能性ともに万人にフィット
この製品を実際に使ってみてまず感じたのは、とにかく持ち易いという事です。
最近では、デザイン性を重視したマウスも多数リリースされていますが、そういった製品は総じて機能面が疎かになりがちです。
その点この製品は、オーソドックスな形状ながらも適度に高さがあり、また両サイドに滑り止めを施す等の工夫がされていて、長時間使用する上で重要な握り心地を大切にしている事がうかがえます。やはり、フィット感という点では古典的な形状のマウスに軍配が上がると改めて感じました。
加えてこの製品は、S、M、Lと3サイズがラインナップされており、手の小さな女性はS、手の大きな男性はLといった具合にあらゆる体型の人がその使用感を享受できるのは良い点だと感じました。
また、この製品は5ボタン搭載という事で、クリエイト用途でバリバリとマウスを使用する人には物足りないかもしれませんが、ウェブの閲覧や動画の視聴、オフィスソフト使用等の一般用途で使う分には必要十分な機能を持っています。
実際、私もこの5ボタンに各機能を割り振ったおかげでiPadの画面に触れる事がなくなりました。
その他の特徴としては、2台までのマルチデバイス機能に対応している事が挙げられます。
マウスのほぼ中央、ホイール下にデバイス切り替えスイッチがあり、切り替えた際もPC1、PC2とそれぞれ赤と青のシールで目視できるので便利です。デバイス切り替えもスムーズなので、デバイス間を往復しながら作業する人にとっては重宝すると思います。
エレコム M-XGM10BBBKはブルートゥースの接続も安定している
この製品を使い始めて長い時間が経ちますが、正直なところあまり不具合を感じた事はありません。
強いていうならば、一度だけBluetoothの接続が切れた事がありました。ただそれも、マウス底面の電源スイッチを入れ直したところすぐに復旧しました。それ以来、Bluetoothの接続が切れた事はありません。
原因としては、おそらく私が802.11nの2.4GHz帯のWiFiを使用しているのと、Apple Pencil、Apple Wireless KeyboardなどBluetooth製品を多数接続しているため混線したものと思われます。
現在もこの環境は変わりませんが、混戦する事はありませんので、このまま使用しようと思っています。
レビューまとめ
以上、iPadなどのiOSでも使えるBluetoothマウス「エレコム M-XGM10BBBK」についてレビューさせていただきました。
この製品を購入した事で一番変わったことといえば、iPadの画面に全く触らなくなったことです。
今までタップ操作していたものは、スワイプなどを含め全てマウス操作で代替できますし、スクリーンショットや再起動など本来iPad本体のボタンを押さないとできない操作も、マウスの各ボタンに役割を割り当てる事で出来るようになります。
iPadがどんどんパソコンに近づいていく事で本来のiPadの良さが失われるような気もしますが、iPad特有の機能は残しながら機能が増えているので進化と呼べると思います。
今までは、iPadを外に待ち出す際にキーボードとApple pencilを一緒に持っていっていましたが、正直、文字を打たないならマウスだけでも良くなりました。特に私の場合、Apple pencilの出番も無くなってしまいました(笑)。
ズバリ、iPadでマウスを導入しようか迷っている方にオススメです。価格も手頃なのでお試し感覚で購入してみて、満足できれば本格的に多機能マウスを導入する、というのもアリだと思います。