「んほぉ〜」の元ネタが知りたい
そんな人に向けて、今回「んほぉ〜」という言葉の元ネタを調べてみました。
ネットスラングの元ネタを知らずに使っている人も多いと思いますが、意味を知らないまま使ったり、間違った使い方をしたりすると恥ずかしい思いをすることがあります。
この記事を参考に、「んほぉ〜」の意味や元ネタ、正しい使い方をマスターしていただければと思います。
「んほぉ〜」とは
「んほぉ〜」とは、正式には「んほぉ〜この〇〇たまんねぇ〜」というフレーズがあり、その一部を切り取ったものになります。
主に興奮したときやテンションが高いときに使われて、言葉にならない喘ぎ声を文字で表現しています。
それでは「んほぉ〜この〇〇たまんねぇ〜」の元ネタを解説していきます。
「んほぉ〜」の元ネタは、テイルズオブゼスティリアの一連の騒動のコピペです
「んほぉ〜」の元ネタは、2015年に発売されたPS3のゲーム「テイルズオブゼスティリア」の一連の騒動(炎上)から生まれたコピペに由来しています。
簡単に要約しますと
- 発売前の発表やPVから「アリーシャ」というキャラクターがヒロインのように扱われていた。(主人公と常にセットで描かれていて、ファンの間でもアリーシャがヒロインだと思われていた。)
- アリーシャはゲーム序盤で離脱。一瞬だけ戻ってくるものの、その後は二度と戻ってこず永久離脱となる。
- アリーシャの永久離脱後、パーティーに加えることができないのに、なぜかアリーシャの専用装備が手に入る。
- アリーシャと入れ替わるように「ロゼ(CV:小松未可子さん)」という女性キャラクターが加入。超有能キャラで、時には主人公を差し置いてストーリーを引っ張っていく場面もあった。
このような不自然なシナリオや、異様なほどの「ロゼ」の優遇。
さらには、制作全体を管理する立場である馬場プロデューサーが「ロゼは僕に似ている」「ロゼ役の声優が好き」というような発言をしたことから、「完成しつつあった本来のシナリオを、お気に入りの声優を使うために馬場プロデューサーが強引に作り直させたのではないか」と疑問視するユーザーが一定数いました。
そういった一連の騒動から生まれたのが、
ゲームスタッフ「このゲームも形になって来たな!」
プロデューサー「んほぉ〜この声優たまんねぇ〜」
から始まる2000文字を超える長文コピペです。
注意点として、このコピペの内容は一部の事実を元に想像で書かれたもので、実際に馬場プロデューサーが発言したわけではないということです。
しかし残念なことに、この出来事がきっかけで小松未可子さんの話題が上がるたびに「んほぉ〜」とコメントされるようになりました。
「んほぉ〜」のよくある使い方
元ネタはテイルズオブゼスティリアの馬場プロデューサーの発言に由来していますが、ネット上では複数の使い方がされているようです。
代表的なものをいくつかご紹介します。
①形になってきたものを台無しにする使い方
A「この〇〇も形になって来たな!」
B「んほぉ〜この〇〇たまんねぇ〜」
形になって来たものに対してBが台無しにするような発言をする、最もオーソドックスな使い方です。
Bの発言をするのは、プロデューサーやスポーツチームの監督・会社の上司など、ある程度立場が上で、決定権を持つ人物になります。
このように、Bの独断でキャスティングや采配を決めたり、周囲の意見をないがしろにしてワガママを押し通したりすることを「んほる」と表現します。
②不穏な空気を漂ただよわせる使い方
掲示板などで議論が盛り上がっているときに、B「んほぉ〜この〇〇たまんねぇ〜」と単体で使うことで、不穏な空気を漂わせることができます。
③ただ単にたまらないことが起きた場合に使う
SNSのつぶやきなどで、たまらないことが起きたときに「んほぉ〜この〇〇たまんねぇ〜」と元ネタ関係なく使われる場合も多いです。
④興奮した時の言葉にならない喘ぎ声
「んほぉっ♡」「んほぉ゛ぉおお!!」など、多くは語りませんが、大人向けの媒体で我を忘れるくらい興奮した時にセリフの中で使われることがあります。
「んほぉ〜」という基本形をベースに、
- んほぉ!
- んほぉぉぉ!
- んほぉ゛ぉおお!!
など、興奮度に合わせて改変した派生系が多く存在しています。
こういった喘ぎ声を多用する作品は「んほぉ系」と呼ばれているようです。
以上になります。
元ネタ的に褒められた内容のものではないので、あくまでも自己責任で使ってください!