ペンタブの芯の替え時ってイマイチよく分からなくて、いつ交換したらいいのか悩んでいる人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、
「まだ使えそうだけどペン先を交換したほうがいいのかな?」
という人に向けて、ペンタブの芯の替え時と交換方法を紹介していきます。
芯がすり減ったままだとペンタブの表面に傷がつく場合がありますし、交換したほうが描き心地が良くなります。
適切なタイミングで芯を交換して、ベストなパフォーマンスが発揮できるようにしましょう!
まず前提として、ペンタブの芯は消耗品です
「ペンタブを買ってから一度も芯を替えたことがない」
という人も多いと思いますが、ペンタブの芯は消耗品です。
絵を描くごとにどんどんすり減っていきます。
使い古した芯と新品の芯では描き味が全然違ってくるので、まだ使えそうと思っている人も騙されたと思って芯を交換してみてください。
こんなに描きづらくなっていたのかと驚くはずです。
すり減った芯を使い続けるのは良くない
すり減った芯を使い続けると、感知しづらくなるのと同時に、削れて尖った部分がペンタブ表面のシートに傷をつける可能性があります。
傷がつくことでペン先が引っ掛かるようになり、思うように線が引けなくなります。
また、ペンタブの表面のオーバーレイシートは自分で交換できるといっても、1500円くらいするので安くはありませんし、交換の手間もかかるので不用意に消耗させるのは避けたいものです。
最悪の場合、芯が取り外せなくなることも
芯がすり減ってあまりにも短くなりすぎると、ピンセットで取り外すことができなくなります。
ですので早めの交換を習慣づけるのが良いでしょう。
ペンタブの芯の替え時の目安は、ペン先が1mm〜2mmになってから
Wacom公式ではペン先が1mmくらいになったら交換するように推奨しています。
人によっては2mmくらいで交換する人もいるようです。
1mm〜2mmを目安に、描き心地に違和感を感じたら交換するといいでしょう。
ペンタブの芯の交換方法
Wacom製品の場合、付属してくるピンセットで抜いて、新しい芯を差し込むだけです。
詳しくは、ペン芯を交換する方法を解説しているワコムの公式ページをご覧ください。
ペンタブの芯の消耗を抑える方法
ペンタブの芯がすぐに擦り減ってしまう場合、もしかするとペンの使い方に変なクセがついているのか、それとも擦り減りやすいタイプの芯を使っているからなのかもしれません。
いまいちど原因を見直してみましょう。
必要以上に筆圧をかけない
筆圧が強いほどその分消耗が早くなります。
また、力みすぎると綺麗な線が引きづらいですし、肩が凝ってしまうので長時間の作業がやり辛くなるという欠点があります。
個人差はあれど、適度な筆圧で描けるようにリラックスして作業に取り掛かりましょう。
芯の種類を変えてみる←ストローク芯がおすすめ!
ペンタブで標準装備されている芯は「ポリアセタール」という材質でできているのですが、数ある芯の中でも消耗しやすいのが特徴です。
そこで、芯がすぐに消耗して困っている人は芯の種類を変えてみることをオススメします。
ポリアセタール芯
標準的な芯でバランスの良い描き心地をしています。
しかし減りが早くてどんどん消耗していくので、毎日絵を描く人だと出費が大変なことになります。
ハードフェルト芯
抵抗感があって硬質な描き心地をしています。
しっかりと線を引いている感じがするので、特に線画作業に向いています。
エラストマー芯
先端に消しゴムが付いているようなイメージの芯で、弾力があって粘り気のある描き心地をしています。
人によって好みが分かれるので、評判を調べる等して事前にチェックしておきましょう。
ストローク芯 ←1番オススメ!
スプリング(バネ)が付いていてペン先が上下するタイプの芯です。
バネが力を吸収してくれるので、ちょうどいい筆圧で描くことができて芯の消耗を抑えられます。
個人的に一番好きな描き心地なので、ぜひ皆さんにも試してみてほしいです!
Wacomさんにお願い、交換する目印のラインを付けてください
公式で残り1mm〜2mmになったら交換しましょうと提言しているので、「ここまで使ったら替え時ですよ」という目印のラインを付けてくれると良いんじゃないかと思いました。
Wacomさん、お願いします!