はじめまして、ロイと申します。
社会人になって仕事が忙しくサンムーン時代はプレイできなかったのですが、最近余裕が出てきたので剣盾シーズン3よりシングルレートに復帰することができました。
久しぶりのポケモン対戦だったものの、スルスルとマスターボール級に上がることができ最高1000位台を記録できたので、私のような復帰勢や初心者の方に向けて構築記事を書かせていただきます。
シングルガラル厨パの構築・個体紹介
構築のコンセプトは、①ポテンシャルの高いポケモン(厨ポケ)の採用、②対面構築、③行動保証、④命中安定です。
①については、もともとバトレボ時代の結論パ、ORAS時代のガルガブゲンバシャボルトスイクンのような、600族・準伝説入りのテンプレパーティが見た目・強さ共に好きだったので、ガラル地方に登場する厨ポケでパーティを固めました。
②③について、対戦初期ではバンドリュを軸とした構築を使っていたものの、得意不得意がハッキリとしていて交代の際に択が発生して悩むことや、4倍弱点やメジャーなタイプの弱点のおかげで選択を誤った時に何もできずにあっさりと落とされてしまうため、サザンドラを除き一撃でやられにくい対面性能が高く行動保証があるポケモン&持ち物を採用しました。
(のダイマックス要員は4倍弱点がなく一撃で落とされにくい、は気合の襷、は化けの皮、は元々の耐久が高い)
④の命中安定について、ストーンエッジやハイドロポンプ、電磁波・鬼火などの命中不安定を主軸に採用していた場合、技を外したことにより勝てたはずの試合を落とすのが何よりもイライラがマッハなので、ミミッキュのじゃれつく以外のメインウェポンは命中安定技になっています。
結果、低ランク帯でのイージーウィンが増え、1戦1戦の試合が短く負担も少ないため、対戦回数を重ねられたので、経験を積むという意味でも初心者や復帰勢にもオススメだと感じました。
身代わり悪巧みサザンドラ
特性 | ふゆう |
持ち物 | たべのこし |
性格 | おくびょう |
実数値(努力値) | 167-☓-110-177(252)-111(4)-165(252) |
技 | あくのはどう ラスターカノン みがわり わるだくみ |
普通のCS身代わりサザン。ガラルサニーゴやドヒドイデ入りの受けパーティやカバルドン展開に積極的に初手から投げていく。
サザンドラより遅く火力が低い相手に対して身代わり→悪巧みを選択することで、安全に積んで耐久ポケモンを崩していくことができる。
あまり選出することはなかったが、弱い者いじめが得意なポケモンだけあって、出した時は活躍してくれ、ギルガルドと並べることで相手にサザンガルドを意識させられるので、替えがきかない存在だと思って採用していた。
襷ギルガルド
特性 | バトルスイッチ |
持ち物 | きあいのタスキ |
性格 | うっかりや |
実数値(努力値) | 135-93(180)-160-112(252)-144-90(76) |
技 | シャドーボール ラスターカノン インファイト かげうち |
気合の襷を盾に1:1交換以上を狙っていく対面性能に優れたポケモン。
とりあえず通りの良いシャドーボールを選択したり、防御ダウンを気にせずインファイトを撃っていったりするだけでも相手に負荷をかけることができる。
ダイマックスせずとも強いのが魅力で、初手に悩んだときの先発要員、控えからのストッパー要員、影打ちやミミッキュのトリルからのスイープ役など、何をやらせても活躍してくれた。
Sの実数値90は4振りアーマーガア抜き抜き。
弱保ドラパルト
特性 | すりぬけ |
持ち物 | じゃくてんほけん |
性格 | いじっぱり |
実数値(努力値) | 193(236)-179(180)-101(44)-☓-96(4)-168(44) |
技 | ドラゴンアロー ゴーストダイブ そらをとぶ はがねのつばさ |
シーズン1で4位だったふゆのさんが公開していたH236振り弱点保険ドラパルトをベースに、Sを最速100族(リザードン等)抜きに振り直したもので、壁貼りへの対策として、自分が持っているドラパルトは全て特性「すりぬけ」を採用している。
このパーティの基本選出の初手ダイマックス枠で、弱点保険でのA2段階アップとダイジェットのS上昇で暴れてもらう役。
ドラパルトは純粋なアタッカー型だけではなく、鬼火たたりめ・壁貼りといったサポート型まで種類が多いので、相手からすると初手ということもあり弱点保険と断定することは難しく、上記のムーブが決まることでイージーウィンできた試合もチラホラあった。
多くの敵に上からダイドラグーンを撃つことができるので、強力な物理アタッカーに対してもAダウンのおかげで一撃で落とされることがなく、弱点保険を発動させやすいと感じた。
専用技のドラゴンアローはデメリットがなくて強力だし、ゴーストダイブでターン稼ぎもできるなど抜け目がない。さすが600族。
アッキの実ミミッキュ
特性 | ばけのかわ |
持ち物 | アッキのみ |
性格 | いじっぱり |
実数値(努力値) | 151(164)-143(156)-124(188)-☓-125-116 |
技 | かげうち じゃれつく トリックルーム のろい |
化けの皮によるストッパー兼、トリックルームによる切り返し要員。
自分がダイマックスで好きに暴れまわった後に展開してくる相手に対して、トリックルームによって素早さ関係を逆転させ向こうのプランを崩していく。
アッキの実発動でギャラドスの珠ダイジェットを耐えられる調整をそのまま採用していたが、うまく使いこなすことができず、命の珠も剣の舞も持っていないので火力がなく、のろいによる自主退場と定数ダメージが頼りのただのトリル要員と化していた。
確実にトリルを貼って削りを入れられるという点では仕事をしてくれたものの、持ち物や調整を見直してもう少し攻めにも転じられるようにしたいと思っている。
珠トゲキッス
特性 | てんのめぐみ |
持ち物 | いのちのたま |
性格 | ひかえめ |
実数値(努力値) | 161(4)-☓-115-189(252)-135-132(252) |
技 | エアスラッシュ マジカルシャイン かえんほうしゃ くさむすび |
2体目のダイマックス要員で、ドラパルトが出しにくい時に選出した。
思考停止でタイプ一致の珠エアスラッシュ、珠ダイジェットを撃っているだけでも強い。
ダイマックスを前提として選出するポケモンということで、最初は特性が強運の個体を使っていたが、天の恵み×エアスラッシュにより60%で相手を怯ませられるという、こちらに有利な運ゲーを仕掛けられることにロマンを感じ、天の恵みに変更。
実際に、相手のカバルドンやドヒドイデを何もさせずに突破できた時は、申し訳ないと思いつつもニヤニヤが止まらなかった。
チョッキカビゴン
特性 | あついしぼう |
持ち物 | とつげきチョッキ |
性格 | いじっぱり |
実数値(努力値) | 235-178(252)-117(252)-☓-131(4)-50 |
技 | のしかかり アイアンヘッド かわらわり ヒートスタンプ |
構築の最後に補完として入ってきたポケモン。
とつげきチョッキを持たせることで特殊ポケモンとの打ち合いに強く、サザンドラ・ドラパルト・トゲキッスが弱点とする氷タイプの一貫を消せる点(ギルガルドは後投げで襷を消費させたくない)、ドラパルト・ギルガルド・ミミッキュに飛んでくるゴースト技を無効化できる点、ミミッキュのトリルとの相性の良さから採用。
ダイマックスしてもしなくても一定の活躍をしてくれた縁の下の力持ち。
シングルガラル厨パの選出・立ち回り
基本的には下記の2パターンの選出になります。
事前に選出のテンプレートが決まっているので、あとは相手のパーティに合わせてどっちのポケモンのほうが通りが良いか考えて選ぶだけです。
ドラパルトorトゲキッス +ミミッキュ +ギルガルドorカビゴン
の通りの良い方を選出し初手ダイマックス→のトリルで切り返し→orで詰めていく
ギルガルド +ミミッキュ +カビゴン
ドラパルトとトゲキッスの両方が初手に出しづらい感じた時は、こちらの選出をすることも。
で1:1交換以上をとっていく→でトリックルームを貼る→でダイマックスを切って詰めていく
あとがき
以上、自分が使っていた構築について紹介させていただきました。
ほぼテンプレのポケモン達ですが、種族値や特性が強力なのに加え、型が豊富に存在することから、例えばガマゲロゲ=ダイストリームすいすいのように読まれづらいのが魅力だと思います。
また、対面構築なので交換合戦にならず、1試合あたりの時間が短く済みます。
あとは何よりもこの並びが威圧感があってカッコいい↓
それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました。