RAVPowerのモバイルバッテリー・ポータブル電源「RP-PB055」をレビューします。
こんにちは、モバイルバッテリーには目がない管理人です!
近年、カフェや公共施設でも充電スペースが設置されるようになり、スマホやノートPCを充電することができる便利な時代になりました。しかし、公園やキャンプ場・イベント会場といった電源が一切取れないところでは話は別。自分で電源を用意しなければなりません。
そういった場所で活躍するのが、モバイルバッテリーやポータブル電源です。
中でも今回ご紹介するRAVPowerの「RP-PB055」は、消費電力100W以下の家電を使えるACコンセントを搭載し、30,000mAhもの容量を備えていながらも重量は約1kgに抑えられているという優秀なモバイルバッテリーになっています。
そんなモバイルバッテリーを今回RAVPower様からご提供いただきましたので、本記事では「RP-PB055」の外観やスペックについて詳しくレビューしていきたいと思います。
なお、Amazonで購入する際に3,000円オフとなる当サイト限定のプロモーションコードがありますので、この機会にぜひご利用ください。
RAVPower RP-PB055の概要・スペック
今回ご紹介する「RP-PB055」は、RAVPowerが販売しているモバイルバッテリーの中でも、ひときわ大容量で、ACコンセントを1口備えているのが特徴的です。
この「RP-PB055」は以前から売られていたのですが、AC出力が85W→100W、バッテリー容量が27,000mAh→30,000mAhへとパワーアップして帰ってきた新装版の商品になります。
新装版「RP-PB055」の気になるスペックは以下の通りです。
サイズ | 約178×138×46mm |
重量 | 約1,007g |
バッテリー容量 | 30,000mAh |
ポート | USB-C×1(PD出力60W)、USB-A×2(iSmart最大18W,12W)、AC電源(100W) |
価格 | 15,999円(税込)※2020年7月11日時点 |
ポートの数は決して多いとは言えませんが、大容量のバッテリーを搭載し100WまでのAC電源を外で使えるようになるのが、この商品の最大の魅力だと言えるでしょう。
RAVPower RP-PB055の外観と付属品
箱に入っていた内容物は以下の通りになります。
- モバイルバッテリー本体
- USB-C to C ケーブル
- 説明書&カスタマーサポートカード
- メッシュポーチ
- キャリングケース
キャリングケースは剛性があり、外から衝撃が加わっても大丈夫なようになっています。
また内側にはメッシュのポケットがあり、ケーブルなどの小物を収納することができます。
「RP-PB055」本体はマットなブラックのカラーリングで、ラバー素材のため手に持っても滑りづらくなっています。
一方で、指紋や汗のあとが付きやすいのがデメリットだと感じました。
本体中央のインジケーターは、8つのランプが点灯するようになっており、これを見ることでバッテリーの残量を確認することができます。
本体の裏面です。ゴム足が付いているように見えますが突起していません。
正面から見て左側に各端子がついています。
左から、「USB-C」「iSmart USB-A×2」「電源ボタン」「AC端子」となります。
USB-CはPD60Wでの出力に対応しているので、Macbook Pro 13インチをおおむねフルのスピードで急速充電できるスペックを備えています。AC端子は、小型冷蔵庫や扇風機・スピーカーといった100Wまでの家電を扱うことができ、USBでは繋ぐことができない家電をちょっと使いたい時に役に立ちます。
AC端子はフタ付きなので、使っていない時にはフタを閉めておくことで、ゴミやホコリの侵入を防ぐことができます。
正面右側はファンの通気孔のみになります。ここはスペースがちょっと勿体ないかなと思います。
本体サイズは約178×138×46mmということで、決して小さくはありません。
手持ちの物で何のサイズに近いかというと、漫画本を3冊重ねた大きさに近かったです。参考にしてみてください。
RAVPower RP-PB055は、外出先でAC電源を必要とする人にオススメ
「RP-PB055」を実際に手にとってみて、AC電源のポートがあることで電源がない場所でも使えるデバイスの選択肢が一気に増え、これがあるのと無いのでは使い勝手が大きく変わってくると感じました。
最近ではUSB-Cで充電をする家電やパソコンが増えてきましたが、従来のノートパソコンのようにコンセントで充電するタイプのデバイスを使っている人もまだまだ多いと思います。
そのような人が外出先でも充電ができるようになるポータブル電源は、取っ手がついた大型の商品が多いので、カバンに入るサイズで持ち運びがしやすい「RP-PB055」は、移動が多い人に重宝されるのではないでしょうか。
車で機材を運ぶ人というよりも、徒歩や電車移動をしていて、なるべく小さなポータブル電源が欲しい人にオススメですね。
Amazonの説明欄に「※AC機器が接続されると、USBポートの充電は停止します。」と書いていましたが、ご覧のとおり、複数のデバイスを接続して一気に充電することができました。
RAVPower RP-PB055は、モバイルバッテリーとしては珍しく冷却ファンを内蔵
私自身ガジェットが好きでいろいろな商品をチェックしているのですが、「RP-PB055」は冷却のためのファンを内蔵しているのが他の商品にはないポイントだと思いました。
温度が50度を超えるとファンが回るようになり、50度を下回ると自動で停止します。ファンの動作音も控えめで、よほど耳に近づけない限り、静かな場所で使っていても問題ない程度です。ただしファンの回転による振動があるので、金属の上に置くと響きます。
ACコンセントに接続しているUSB充電器は熱くなっているにも関わらず、「RP-PB055」本体はファンが効いているためヒンヤリとしたままでした!
充電しているとどうしても本体が熱くなってくるので、ファンが付いているのは安全性や商品保護の面でも非常にありがたいです。
とりわけポータブル電源ということで、屋外での使用も十分考えられますが、そういった環境でも本体の温度が上がりすぎないように設計されていることに感心しました。
モバイルバッテリーや充電器を多く手掛けているRAVPowerだからこそできる、使い道に合わせた安心設計ですね。
RAVPower RP-PB055は、大きいアダプターを接続すると電源ボタンが隠れる
上記のような大きめのアダプターをコンセントに挿すと、電源ボタンが隠れてしまうことが唯一残念だと思いました。
AC端子のフタがあるので、アダプターを反対に向けて差し込むのはできないんですよね。
本体が大きいおかげでスペースが余っているので、電源ボタンの位置をもう少し変えても良かったのではないでしょうか。
RAVPower RP-PB055のレビューまとめ
以上、RAVPowerのモバイルバッテリー・ポータブル電源「RP-PB055」をレビューさせていだきました。
「USB-C×1、USB-A×2、AC電源×1」という仕様でポートの数は多くないものの、各ポートの出力が高く急速充電ができ、コンセントが挿せるAC電源付きというのは何よりも魅力だと感じました。
バッテリー容量も30,000mAhあり、放熱に関してもしっかり考えられているので、「RP-PB055」を1つカバンに入れておけば外出先での電源に関しては安心して任せられますね!
18ヶ月+12ヶ月(製品登録後)の最大30ヶ月の保証がつくのも、安心して使い続けられるポイントです。
AC電源を外で使う機会がある人はぜひチェックしてみてください。