TourBox Eliteをレビュー。待望のワイヤレスに対応したクリエイター向け左手デバイス

クリエイター向け左手デバイス「TourBox Elite」をレビューします。

私は以前まで動画編集やイラスト制作をするとき、ショートカットをテンキーに割り当てることで作業効率を上げていました。

しかし、ツールの切り替えは簡単に割り当てられるものの、画面の拡大・縮小やスクロール、ブラシサイズの変更などを直感的に変えることができませんでした。

そんな中、昨年「TourBox(初代モデル)」をご提供していただきレビュー記事を投稿しました。TourBoxは従来の左手デバイスとは違い、細かい調整が可能なノブやホイールが搭載されており、設定ソフトによるカスタマイズ性能も高く、まさにクリエイター向けの左手デバイスだと感動しました。

ただイマイチな点として「有線デバイスなのでワイヤレスになってくれると嬉しい」と当時レビューしたのですが、ついにBluetoothによるワイヤレス接続に対応した新型のモデルが登場しました。

それが「TourBox Elite」です。

このTourBox Eliteは、前モデルと基本的な構造は変わらないものの、Bluetoothへの対応、物理キーのアップデート、触覚フィードバックの搭載など、”エリート”の名に恥じない進化を遂げた商品になっています。

今回メーカーさんからサンプル品を提供していただきましたので、本記事ではどんな左手デバイスなのか詳しくレビューしていきたいと思います。

URL https://camp-fire.jp/projects/view/547861

TourBox Eliteとは?(スペック、概要)

今回ご紹介する「TourBox Elite」は、クリエイター向けに最適化された左手デバイスです。

TourBoxシリーズは、これまでTourBox(初代)、TourBox NEOが発売されており、この「TourBox Elite」は3世代目のモデルにあたります。

初代やNEOと比べて、各スイッチのアップグレードやホイールの触覚フィードバックといった主にハードウェア面で進化しています。一番分かりやすい点でいうと、新たにBluetoothでのワイヤレス接続に対応しました。

さすが3世代目ということもあり、「ブラッシュアップを重ねて完成されてきたなぁ」という印象を受けますね。

そんな「TourBox Elite」のスペックは以下のとおりです。

サイズ116×101×44mm
重量本体376g+バッテリー48g
材質ABS樹脂、ポリカーボネート、TPU
接続方式Bluetooth 5.1、USB-C
対応OSBluetooth接続:Windows10以降、macOS 10.13以降
有線接続:Windows7以降、macOS 10.10以降
バッテリー接続最長約2ヶ月
価格21,880円〜(税込)※2022年3月執筆時点

PhotoshopやIllustrator、CLIP STUDIO PAINT、SAI、Final Cut Pro、Premeireといった主要なソフトに対応。

初代モデルを使っていても「自分が使いたいソフトに対応していなかった!」ということはありませんでした。そういった点でも安心して使えると思います。

なお、CAMPFIREというクラウドファンディングサイトでは、34%オフの21,880円(税込)から購入することができます。(2022年4月30日まで)

URL https://camp-fire.jp/projects/view/547861

TourBox Eliteの外観と付属品

TourBox Eliteの内容物は以下のとおりです。

  • 本体
  • USB-C to Cケーブル
  • 単三電池×2本
  • ユーザーマニュアル
  • ナイロンポーチ

※今回提供していただいたのがテスト用のプロトタイプのため、製品版では内容物が若干変わる可能性があります。

今回紹介するのは「モダンスモークブラック トランスルーセント」という中身が見える黒色のモデルです。

以前レビューしたマットブラックの物はラバー素材になっていて手汗や汚れが付きやすい印象でしたが、このスモークブラックはプラスチッキーな素材なので手汗や汚れは目立ちにくいです。

ボタンの形状や配置は前モデルと全く変わっていません。

しかしながら内部のキースイッチがアップグレードされており、押し心地が向上しています。カチカチというクリック感が強くなった気がします。

また、各ホイールは新たに押し込みに対応し、見た目以上にショートカットが割り当てできるようになりました。

左側面にはサイドボタンが配置されています。

このサイドボタンを押しながら別のボタンを押すというショートカットの組み合わせにも対応しています。

右側面には何もありません。

背面には有線接続用のUSB-C端子が搭載されています。

底面には電源スイッチ、Bluetooth設定用のボタン、電源ボックスがあります。

四隅にはゴム足が付いており、操作したときのズレを防止してくれます。

本体の重量もそれなりにあるので、よっぽど力を入れない限りデスク上でズレる心配はないでしょう。

電源ボックスを開けると単三電池を2本入れるスペースがあります。

USB-Cでの充電式ではないため注意してください。

単三電池2本を含めた重量は約423gで、結構ズッシリとしています。

自宅で使う分には全く問題ありませんが、「ワイヤレスになったから外でも使いたい」という人は、それなりに重量があることを覚悟しておいた方が良いかもしれません。

私が他に持っている左手デバイスとサイズを比較してみました。

厚みはありますがボタンの数の割りにかなりコンパクトで、何よりワイヤレスで使えるという点が非常に嬉しいです。

付属のナイロンポーチは、本体用とケーブル用に分かれています。

クッション性はありません。

TourBox Eliteの使い方、設定方法

TourBox Eliteを使うには「TourBox Console」というソフトが必要です。

今回は用意していただいたデモバージョンをインストールしていきますが、製品版が発売された時には公式サイトからダウンロードできるようになっています。

私はMacユーザーなので、mac OSバージョンで紹介していきます。

■TourBox Consoleを画面の指示に従ってインストールしていきます

■「TourBoxに接続してください」という指示が出るので、TourBox底面の電源スイッチをオンにします

■TourBoxをBluetooth接続したい場合は、底面のボタンを長押ししてTourBox EliteとPCをペアリングさせます。

■無事に接続できるとプリセットの設定画面が開きます。

アプリケーションに最適化されたプリセットをダウンロードして読み込むこともできますし、自分好みに新たにプリセットを作ることも可能です。

TourBox Eliteを使ってみた感想

TourBox Eliteを使ってみて感じた、良かった点、イマイチだった点をレビューしていきます。

スクロールホイールが特に便利!

初代モデルをレビューした当時は動画編集をすることはなかったのですが、動画編集を始めてからはTourBoxのスクロールホイールのありがたみを実感するようになりました。

タイムラインを拡大・縮小したり、再生位置のコマ送りをしたりする時に特に便利で、マウスを動かさずに左手だけで操作できるようになり、不要な部分のカットといった単純作業のスピードが劇的に上がりました。

これはテンキーやゲーム向けの左手デバイスだとできないことなので、TourBoxならではの強みだと思いました。

待望のワイヤレス接続に対応!

前モデルのイマイチだった点として有線接続であることを挙げたのですが、そこを改善してくれました。

デスク周りは配線でごちゃごちゃしやすいので、ワイヤレス接続できるのは非常にありがたいですね。

その代わりに電池の残量に気をつけなければなりませんが、最長で2ヶ月持つので個人的にはあまり大きなデメリットだとは思っていません。

2台のPCに切り替えて接続できる「デュアルBluetooth」対応

TourBox底面にあるボタンを押すことで、2台のPCまで接続を切り替えて使うことができるようになります。

私は今はMac1台だけなのでこの機能の使用機会はありませんが、今後WindowsPCを導入予定なので助かります。

特にボタンを押すだけで切り替えができ、わざわざPCのBluetooth設定画面をさわらなくていい点が便利です。

乾電池式が残念。USB-Cでのバッテリー充電に対応してほしい

TourBox EliteをBluetoothで使う場合、単三電池2本で動作します。

乾電池かバッテリーかは好みにもよりますが、2万円以上もする商品なので個人的にはバッテリー内蔵式にしてほしかったです。

操作には慣れが必要

個性的なボタン配置になっているため、TourBoxを購入したからといって、すぐに作業スピードが上がるわけではないかもしれません。

手に馴染ませたり、自分に必要なショートカットの割り当てを研究したりすることで、真価を発揮するデバイスだと思いました。

TourBox Eliteの評価、レビューまとめ

以上、クリエイター向け左手デバイス「TourBox Elite」をレビューしました。

乾電池式なところは好みが分かれますが、それ以外は前モデルから正当進化しており、完成度がかなり高い左手デバイスになっていると思いました。

2万円以上する高価な商品ですが、その分、使い勝手の触覚フィードバック付きのホイールも搭載されていますし、作業効率が上がるので時間を買うと思えば全然アリなのではないでしょうか?

CAMPFIREというクラウドファンディングサイトで、34%オフの21,880円(税込)から購入することができるので、ぜひチェックしてみてください。(2022年4月30日まで)

URL https://camp-fire.jp/projects/view/547861

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