TaoTronics(タオトロニクス)の空気清浄機「TT-AP006」をレビューします。
部屋の空気をキレイにしてくれる空気清浄機。外出自粛や在宅ワークが流れが浸透し、自宅で過ごす時間が増えてきた私たちにまさにうってつけのアイテムになっています。
これまで空気清浄機といえば、大型でスペースを取り、掃除などのメンテナンスが面倒だというイメージがありましたが、そんなイメージを払拭するような商品「TaoTronics TT-AP006」が登場しました。
この「TT-AP006」は、加湿機能がないシンプルな空気清浄機でメンテナンスがしやすく、小型でコンパクトなことから寝室や作業部屋でも使いやすい商品になっています。
今回メーカーさんからサンプル品を提供していただきましたので、本記事ではどんな空気清浄機なのか詳しくレビューしていきたいと思います。
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TaoTronics TT-AP006とは?(概要・スペック)
今回ご紹介する「TT-AP006」は、ワイヤレスイヤホンやLEDデスクライトで有名な家電ブランド「TaoTronics(タオトロニクス)」から発売されている空気清浄機です。
従来の空気清浄機は数万円するような値段が高い商品が多く見られましたが、さすがコスパに定評のあるTaoTronicsが手掛けているだけあって、1万円以下の価格に抑えられています。
また、値段は安いながらも、約10畳までの広さの部屋に使えたり、3層のフィルターで空気をキレイにできたり、タッチパネルを搭載していたりと、機能はいっさい妥協されていません。
そんな「TT-AP006」のスペックは以下のとおりです。
推奨の部屋の広さ | 約10畳 |
タイマー | 1、4、8時間 |
運転音 | 24〜55dB |
定格出力 | 26W |
サイズ | 29.6×21×21cm |
重量 | 約2.3kg |
価格 | 8,699円(税込)2021年1月執筆時点 |
小型でパワフル、かつ安いことから、リビングなどで使うメインの空気清浄機はもちろんのこと、寝室や子供部屋といった部屋ごとに用意する空気清浄機にもピッタリでしょう。
TaoTronics TT-AP006の外観と付属品
TaoTronics TT-AP006の内容物は以下のとおりです。
- 空気清浄機 本体
- ユーザーガイド(説明書)
- 感謝カード(製品登録の情報あり)
一般的な空気清浄機だと、パーツが細かく別れているので内容物が多くなりがちですが、この「TT-AP006」は加湿機能がない分、シンプルな内容になっています。
説明書はもちろん日本語対応。
カラー印刷で図解も掲載されていることから、かなり分かりやすいです。
本体の外観は、清潔感があるホワイトのカラーリングになっています。
よくある白物家電のような見た目で、安っぽさは感じられず、経年変化の黄ばみにも強そうです。
正面には、空気を吸い込むための穴が不規則に空いています。
右側面です。側面には何もありません。
同じく、左側面にも何もありません。
背面には注意書きのシールが貼られており、正面と同じように空気を取り入れる穴が空いています。
ここで取り込んだ空気が内部のフィルターを通り、キレイになって上部から吐き出される仕組みになっています。
コンセントは普通の2ピンのプラグになっていて、変換アダプターをかますことなく使用することができます。
上部には、指先でのタッチ操作に対応したパネルと、キレイになった空気を吐き出すための穴があります。
平べったい作りになっていて、ついつい物を置いてしまいがちですが、上に物は載せないほうがいいでしょう。
底面には、フィルターを取り外すためのフタが付いています。
普段使っているときにはこの面が隠れるので、シンプルな見た目を実現させることができていると感じました。
TaoTronics TT-AP006の使い方
まず、底面のフタを左右に回転させてフタを外し、フィルターを取り出します。
購入したばかりの状態では、フィルターが袋に入ったままになっているので、忘れずに開封しておきましょう。
フィルターを取り外すと、以下のように3つのパーツに別れます。
フィルターは筒状になっています。
「水や他の液体で掃除しないでください」とのことなので、掃除機でホコリを吸い取ったり、タオルや雑巾で乾拭きしたりしてメンテナンスするのがベストでしょう。
フィルターの内側は大きく開いていて、掃除機の先端アタッチメントが簡単に入るので、掃除しやすそうです。
空気清浄機内部もポッカリと空いています。
コンセントを挿すと、以下のように電源ボタンが点灯します。
電源ボタンを指でタッチすることで、本体の電源がオンになります。
ボタンの役割は左上から順に、「ファンの速度」「電源オフタイマー」「ライトオン/オフ」「電源オン/オフ」「フィルター交換インジケーター」です。
コントロールパネルはすべてタッチパネル式になっているので、ボタンを強く押し込む必要なく、指先でポンとタップするだけで操作することができます。
ファン速度を「スリープ」にすると、ファンの速度が超低速になりモーターの回転音がかなり小さくなります。
さすがに枕元に置いておくと「サーッ」という回転音が気になりますが、少し離れた位置に置くとほとんど音が聞こえません。
また、ライトの点灯も最小限になるので、寝るときの設定に最適です。
TaoTronics TT-AP006を使ってみた感想
TaoTronics TT-AP006を使ってみて感じた、良かった点、イマイチだった点をレビューしていきます。
置き場所を取らず、省スペースで使える
私は今まで、SHARPの加湿空気清浄機を使っていたのですが、加湿させるための水汲みや掃除が面倒くさく、置き場所も取るので、いつの間にか使わなくなってしまったんですよね。
しかし、このTaoTronicsの空気清浄機はSHARPの商品と比較してもかなり小さく、床置きせずにデスクや棚にも置くことができるので、置き場所の自由度が段違いで、気軽に使うことができると感じました。
青白く光るライトがかっこいい
電源をオンにするとライトが青白く光り、スタイリッシュな間接照明として、部屋の雰囲気を良い感じにしてくれます。
また、青色といえば清潔感があるカラーなので、よりいっそう、部屋の空気をキレイにしてくれているイメージがありますね。
上記のように、底面に付いているライトが発光しているようです。
操作系がシンプルで分かりやすい
今まで使っていた空気清浄機は、ボタンがたくさん搭載されていて、細かい文字が書いてあったり、ボタンの長押しが必要だったりと操作が複雑でした。
しかしこの「TT-AP006」は、操作パネルが必要最小限で、分かりやすいアイコンが描かれているので直感的に操作することができました。
タップを繰り返すことで、「スリープ→低速→高速」や「1時間→4時間→8時間」のようにモードを切り替えられるのも使い勝手が良くていいですね。
パーツを分解しやすく、メンテナンスが楽
上記のように、分解してもパーツが3つにしか別れない作りになっていて、メンテナンスがしやすいと感じました。
また、加湿機能がないので、給水パーツの掃除をする必要がなく、水が漏れてくるといった心配も皆無なのが楽でいいですね。
自分の場合、「部屋を加湿させるなら濡れタオルで十分。濡れタオルだと使い終わったらそのまま洗濯機に入れられるし。」という結論に至ったので、むしろ加湿機能がない方が都合がいいというのもあります。
最長30ヶ月の保証がついてくる
私がTaoTronicsやRAVPower(同じSUNVALLEYというグループの展開ブランドの内のひとつ)が好きな理由として、通常の1年保証に加えて、公式サイトで製品登録することで追加で18ヶ月保証を延長することができ、最長30ヶ月の保証期間が得られることが挙げられます。
同社のワイヤレスイヤホンやモバイルバッテリーを使っていますが、不具合が起きたことがないので保証のお世話になったことは無いものの、安心して使うことができています。
空気清浄機の購入を検討している人は、TaoTronicsに限らず、ネームバリューのある大手メーカーの商品を選ぶようにしましょう。
フィルターの耐久性が心配
説明書や商品ページを見ていると、フィルターの交換頻度について、「3〜6か月ごとにフィルターを交換することをお勧めします」と書かれています。
交換用のフィルターは決して安くないので、そんなに頻繁に交換していると維持費が高くなってしまうと感じました。
これから使っていってみないと分かりませんが、実際どのくらいフィルターが持つのか検証していきたいと思います。
TaoTronics TT-AP006の評価、レビューまとめ
以上、TaoTronicsの空気清浄機「TT-AP006」をレビューさせていただきました。
フィルターがどれくらい持つのか心配なものの、シンプルな機能・見た目で1万円以下で買えることから、一人部屋に置くのにちょうどいい空気清浄機だと思いました。
「最近家にこもりがちになっている」という人や「作業部屋を快適にしたい」という人は、ぜひチェックしてみてください。