Choetechのワイヤレス充電スタンド「T575-F」をレビューします。
私はApple信者ということでiPhoneとAirPodsを愛用しており、ケーブルを接続する手間を減らすためにワイヤレス充電器で各デバイスを充電しています。
その際、以前レビューしたChoetechのMagSafe充電器やQiの充電パッドを使っているのですが、通知が鳴ったときに手で持ち上げないと、何の通知が来たのか確認できないことに悩んでいました。
そんな中、Choetechのスタンド型の充電器「T575-F」をレビューする機会をいただきました。
この「T575-F」は、iPhone 12/13シリーズをMagSafeによるマグネット充電をしながら宙に浮かせることができ、下側でAirPodsなどのQiに対応したワイヤレスイヤホンを充電することができるという、一台二役の商品になっています。
今回代理店さんからサンプル品を提供していただきましたので、本記事ではどんなワイヤレス充電スタンドなのか詳しくレビューしていきたいと思います。
Choetech「T575-F」とは?(スペック、概要)
今回レビューする「T517-F」は、モバイルバッテリーやUSB充電器を手掛けているメーカー、「Choetech」から発売されているスタンド型の充電器です。
2-in-1のスタンド型充電器は他メーカーにもありますが、メーカーによっては、1万円弱というなかなか手を出しづらい価格で売られています。
しかし、こちらはAmazonで5,300円で購入することができ、コストパフォーマンスに優れた商品になっています。
そんな「T517-F」のスペックは以下のとおりです。
サイズ | 約98×98×高さ150mm |
重量 | 約261g |
出力 | iPhone 15W(最大) AirPods 5W(最大) 合計15W |
価格 | 5,300円(税込)※2022年3月執筆時点 |
iPhoneの最大15W充電、AirPodsの最大5W充電というのは、1万円弱する他社製品と比べても遜色なく、安いからといって低スペックにしてコストカットしているわけではないことが分かります。
その他の仕様を知りたい人はChoetech公式サイトをご確認ください。
URL https://choetech.jp/
Choetech「T575-F」の外観と付属品
Choetech「T575-F」の内容物は以下のとおりです。
- ワイヤレス充電器本体
- USB-Cケーブル
- 取扱説明書
充電アダプターは付属していないのでご自身で用意する必要があります。公式の説明によると、30W以上の充電アダプターが必要とのことです。
今回レビューするのはシルバーのモデルです。他にはグレーがあり、計2色のカラー展開になっています。
Apple製品との相性も良さそうなシンプルなデザインです。
裏から見た画像です。
ポールの素材はアルミニウム合金で、指紋が付きやすい印象でした。ただ、一度設置してしまえば触れる機会が少ないと思うので、それほど気にする必要はないでしょう。
接続はUSB-Cです。
安物のケーブルだと給電パワーが足りないことがあるので、付属のUSB-Cケーブルを使用することをオススメします。
Qiの充電スペースはシリコン素材で作られており、ワイヤレスイヤホンを置いた際に滑りにくくなるように工夫されています。
電力が供給されると正面のインジケーターが光るので、充電状況が分かりやすいと思いました。
光の強さも抑え気味で、まぶしくて困るようなこともなさそうです。
AirPods Proを置いてみましたが、サイズ感やデザインの一体感も良かったです。
商品の互換性の欄には、AirPodsやPixel Budsに対応しているという記述がありますが、もちろんその他のワイヤレスイヤホンも使うことができます。
実際にSONYのWF-1000XM4を置いてみたところ、問題なく充電することができました。
スタンドの重量は約261gで、土台がズッシリとしているので、MagSafeの磁石の力で止まっているiPhoneを取り外しても倒れる心配がありませんでした。
取り外す時のコツとしては、iPhoneの下側から剥がすイメージでやると上手く取り外せると思います。
Choetech「T575-F」を使ってみた感想
Choetech「T575-F」を使ってみて感じた、良かった点、イマイチだった点をレビューしていきます。
省スペースでデスク周りがスッキリする!
今まではQi充電を2台同時にできるワイヤレスパッドとスマホスタンドを併用していたのですが、このスタンド型充電器を使うことで、デスク周りがスッキリしました。
物が減るのはもちろんのこと、一番良かったのが接地面積が減ったことですね。
デスク周りのスペースを広く有効活用できるようになりました。
スマホの向きを自由に変えられるので、動画の鑑賞にも便利!
MagSafeの磁石の力でくっついているので、スマホの向きを自由に変えることができ、横向きにすることで動画鑑賞がしやすくなりました。
スタンドの高さや角度は変えられないものの、ちょうどいい高さ・角度なので特に不便はありませんでした。
MagSafe対応のケースが必要
このスタンド型充電器に限ったことではなく、全てのMagSafe対応商品に言えることですが、磁石の力でしっかりとくっつけるために、ケースなしで使うかMagSafe対応のケースが必要になります。
今までは背面にペタっとくっつけるMagSafe充電器を使っていたので、MagSafe非対応の透明ケースでも問題なかったのですが、この充電器は磁石の力で宙に浮かせるタイプの商品なので、磁力が弱いと落ちてしまい固定することができません。
私はMagSafe対応のケースを新たに購入することにしました。
人によっては新たに出費がかさむ場合があることを念頭に置いておいてください。
AirPods以外のワイヤレスイヤホンを充電したい人はサイズに注意!
下側の充電スペースは汎用性があるQi充電の規格なので、AirPods以外のワイヤレスイヤホンも充電することができます。
しかし上側にiPhoneを取り付けるため、あまりに大きいワイヤレスイヤホンだと干渉してしまう可能性があります。
SONYのWF-1000XM4だとギリギリちょうどいい感じでしたが、それよりも大きいワイヤレスイヤホンをQi充電したい人はサイズに注意してください。
Choetech「T575-F」の評価、レビューまとめ
以上、Choetechのワイヤレス充電スタンド「T575-F」をレビューしました。
今までもワイヤレス充電パッドを使っていて便利だと思っていたのですが、スタンド一体型になることで、省スペースになったり通知が来たときに即座に確認することができたりして、より快適な作業環境を作り上げることができました。
ケーブルの抜き差しに疲れた人はぜひチェックしてみてください!