コンパクトなSwitch用のドック「GENKI Dock Mini」をレビューします。
Nintendo Switchは携帯性に優れていることから、家の外に持ち出して使うという人も多いと思います。
しかし出先でテレビやモニターに繋げようと思うと、純正品のドックやACアダプターが大きく、持ち歩く荷物が増えてしまうという欠点があります。
そこでオススメなのが、他社から出ているサードパーティ製の小型ドックを使うという方法です。
中でも、「GENKI Dock Mini」というドックは、Switch純正ドックの20分の1という超コンパクトなサイズで、コンセントも内蔵されていることから、テレビ出力に必要な持ち物を減らせる便利な商品になっています。
URL https://www.makuake.com/project/genki_waveform/
今回メーカーさんからサンプル品をお借りし、先行でレビューさせていただくことになりましたので、本記事ではどんなドックなのか詳しくレビューしていきたいと思います。
GENKI Dock Miniとは?(スペック、概要)
今回レビューする「GENKI Dock Mini」は、Nintendo Switchの周辺機器を多く手掛けているGENKIシリーズから新たに発売されるドックです。
USB-A端子がなく拡張性には乏しいものの、Switch純正ドックの20分の1という超コンパクトなサイズに抑えられており、Switchを持ち運ぶ機会が多く、出先で大画面で遊びたいという人にピッタリな商品になっています。
そんな「GENKI Dock Mini」のスペックは以下のとおりです。
サイズ | 33×42×34mm |
重量 | 80g |
最大出力解像度 | 4K 30fps |
端子 | HDMI ×1 USB-C ×1 |
最大出力 | 20W |
一般販売予定価格 | 7,700円(税込) |
Switchの映像をHDMIで出力し、給電までできるのに手のひらサイズに収まっているのが驚きです。しかも、コンパクトな本体でありながらフルサイズのHDMI端子が搭載されています。
注意点として、Nintendo Switch Liteではモニターへの映像出力ができません。USB充電器としてなら使用可能です。
なお、Makuakeというクラウドファンディングサイトでは、5%オフの7,270円(税込)から購入することができます。(2022年8月30日まで)※ワイヤレスイヤホンと同じ商品ページで販売されています。
URL https://www.makuake.com/project/genki_waveform/
GENKI Dock Miniの外観と付属品
GENKI Dock Miniの内容物は以下のとおりです。
- ドック本体
- USB-C to Cケーブル(1.8m)
付属のUSB-Cケーブルは1.8mとわりと長く、片側がL字になっているので使い勝手が良かったです。
本体は33×42×34mmという手のひらサイズで、ホワイトとブラックのツートンカラーになっています。
正面にはフルサイズのHDMI端子とUSB-C端子があるのみという、必要最小限の端子数になっています。
側面や底面には何もありません。
上面にはLEDインジケーターが配置されています。
コンセントに挿して給電されると、LEDインジケーターが緑色に光ります。
コンセントのプラグは折りたたみ式になっており、必要ないときは収納することができます。持ち運ぶときにプラグが他のものを傷つける心配もありません。
重量は約46gで、カタログスペックよりも大幅に軽かったです。
ここまで軽いと、もはや持ち運んでいる気がしないですね。
Switchの純正ドックと比べるとここまでサイズが違います。20分の1サイズというキャッチコピーも誇張した表現ではないことが分かります。
テレビに出力させて無線コントローラーだけを使うといった条件であれば、こんなにサイズが違うのにできることは同じで驚かされます。
有線で周辺機器をつなげたい場合は純正ドックを使いましょう。
GENKI Dock Miniの使い方、接続方法
- まずは「GENKI Dock Mini」をコンセントに挿します
- HDMIケーブルを「GENKI Dock Mini」に挿し、もう片方はテレビやモニターに接続します
- USB-C to CケーブルをSwitch本体と接続します
たったこれだけで接続完了です。
コントローラーは有線の物は使えないので、Joy-Conやプロコンを用意する必要があります。
GENKI Dock Miniを使ってみた感想
GENKI Dock Miniを使ってみて感じた、良かった点、イマイチだった点をレビューしていきます。
とにかくコンパクトで、持ち運ぶときの荷物の量が変わらない
あえて語る必要もないですが、この商品の最大のポイントは圧倒的なコンパクトさにあります。
Switchの純正ドックはプラスチックで作られているとはいえ、いざ持ち運ぼうとするとかなりの重量、スペースを取ってしまうんですよね。しかもドックにはめたまま持ち運べるケースがあるものの、大型になってしまいます。
その点、GENKI Dock Miniを使う場合、Switch本体は収納ポーチに入れておいて、GENKI Dock MiniやUSBケーブルは小物入れに入れることによって、Switch本体だけを持ち運ぶときと比べても、荷物の量がほとんど変わりません。
スマホやタブレット、ノートPCにも使える
Switch用の小型ドックとして強くアピールされているこの商品ですが、スマホやタブレット、ノートPCでも映像を出力することができます。
試しにM1 MacBook Airを接続してみましたが、驚くほど簡単に映像出力できてしまいました。
ドックとMacBookをUSB-Cケーブルで繋ぎ、HDMIをモニターに接続するだけです。
システムレポートで確認してみたところ、しっかりと4K30fpsになっていました。
Switchは4K非対応
商品ページの説明に「4K映像出力」ができることが書かれていますが、Switch自体が1080p 60fpsまでなので、当然ながら4Kで出力することはできないので注意してください。
4Kで出力できるのはスマホやタブレット、ノートPCになります。
有線の周辺機器(LANアダプター等)が使えない
Switchの純正ドックにはUSB-Aの端子が3つ(有機EL版は2つ+LANポート)搭載されていて、有線コントローラーやUSBキーボードを接続でき、拡張性に富んでいます。
しかし、そういった機器を接続できる端子がGENKI Dock Miniにはないので、使える周辺機器がBluetooth接続の物に限られてしまいます。
GENKI Dock Miniの評価、レビューまとめ
以上、コンパクトなSwitch用のドック「GENKI Dock Mini」をレビューしました。
コンパクトゆえに有線の周辺機器を接続できないというデメリットはありますが、それらを使用しない人にはドックをかなり軽量化できる優れた商品だと思いました。
あとはノートPCにも使えて4K出力できるのが意外でしたね。
「Switchを出先のテレビやモニターに接続する機会が多い」という人は、ぜひチェックしてみてください!
Makuakeというクラウドファンディングサイトで、5%オフの7,270円(税込)から購入することができます。(2022年8月30日まで)※ワイヤレスイヤホンと同じ商品ページで販売されています。